植物工場を使った研究がスタート
現在、植物工場では根菜類が育てることが難しいといわれています。
その理由の1つは、植物工場で主流の生育方法、水耕栽培にありました。
水耕栽培では栄養液の上に浮かべたウレタンに種をまき植物を栽培しますが、
そこで成長をしていくと、伸びてきた根は土ではなく水の中につかります。
そのため、根菜類のかたちが不揃いになると考えられています。
そこで、土にかわる素材“培地”の検討を行い、
従来の水耕栽培にかわる、植物工場での根菜類栽培方法について研究を行います。
植物工場の設置はすでに終了し、
根菜類のモデルとしてハツカダイコンを植えて栽培状況を調べています。
生育状況に影響を与える要素は、培地の重さ、粒型、吸水性など様々です。
どのような培地が根菜類に適しているのか、どんな結果がでるのか楽しみです。