植物工場ユニットでパクチー等の高品質ハーブ類の栽培ノウハウを確立、 大型植物工場への応用研究、産業化に参画したい企業を募集開始
2015年04月24日
株式会社リバネス
植物工場ユニットでパクチー等の高品質ハーブ類の栽培ノウハウを確立、 大型植物工場への応用研究、産業化に参画したい企業を募集開始
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:丸幸弘)は、自社で運営する飲食店舗併設型の小型植物工場において、これまで水耕栽培では困難とされてきたパクチーやアップルミント、パセリなど、ハーブ類の高い香りを保つ栽培方法を確立しました。このノウハウを活用した大型植物工場におけるハーブ栽培の応用研究や産業化の取組みに参画を希望する企業を募集します。
リバネスでは、2009年より植物工場のスタートアップサービスを展開するとともに、『店産店消』という新しいコンセプトの店舗併設型植物工場モデルを提案してまいりました。2010年のサブウェイ野菜ラボ丸ビル店への導入を皮切りに、2011年5月には自社で経営する梅酒ダイニング明星、2011年7月にはシンガポール科学技術館、2011年9月には宇都宮の餃子店「豚暿暿」等に導入した実績を持ちます。また、中・大規模型植物工場においても、日本蓄電器工業株式会社や株式会社沖縄計測等の企業と連携し、産業化に向けた取組みを展開しています。(https://plantfactory.info/about/archive/)
このたび、自社飲食店「梅酒ダイニング明星」に併設した植物工場ユニットおいて、パクチーやアップルミント、パセリなどのハーブ類の香りを保つ栽培に成功しました。本来、水耕栽培で育てたハーブ類は香りが薄いとされ、飲食店等での活用は低調となっていましたが、梅酒ダイニング明星の植物工場において、2012年からハーブ類の試験栽培と調理スタッフによる試食を繰り返した結果、従来に比べ香りの強いハーブ類の栽培が可能となりました。
2015年4月6日より、同店舗において店産植物工場パクチーを使用したオリジナルメニュー「エビ入りパクチーチャーハン(1,000円)」を開発し、定番メニューとして提供を始めました。
今後、このノウハウを活用し、効率的な育苗、栽培ノウハウ等応用研究への参画を希望する企業、ならびに大型植物工場における産業化を希望する企業を募集します。
<梅酒ダイニング明星シェフの声>
通常仕入れるパクチーは数日で利用できなくなってしまう場合も多いですが、植物工場産のパクチーは、洗わなくても利用でき安全性が高いだけでなく、冷蔵庫に入れ2週間以上店舗で保管可能でした。香りも形もよいため、非常に使いやすくお店の人気の商品のひとつです。パクチーの香りが、梅酒の甘さとも相性が良くお客様にも好評です。
■ 株式会社リバネス 2002年6月設立。代表取締役CEO 丸幸弘。スタッフ数50名。教育開発事業、人材開発事業、研究開発事業、戦略開発事業、地域開発事業、国際開発事業の6つの事業を展開しています。
■梅酒ダイニング明星 2011年5月16日オープン、株式会社マイロプス運営。梅酒研究会がプロデュースした店舗で、店内に100種100分1000円で飲み放題の梅酒を常備するとともに、リバネスが開発したオリジナル豚「福幸豚」の提供や植物工場を併設するなど、医食農連携をコンセプトとしたお店です。厳選の素材を使ったヘルシーなメニューと梅酒の可能性を探りながら、将来的にはお客様の健康に貢献することを目指します。
住所:東京都新宿区揚場町2-27MIT飯田橋ビル3階(JR・東京メトロ 飯田橋駅徒歩3分)
TEL & FAX: 03-6457-5141
営業時間: ランチタイム11:30~14:30,ディナータイム18:00~23:30
【本件に関するお問い合わせ先】 植物工場野菜のご要望、植物工場の導入に関するお問い合わせは下記までお願い申し上げます。
企業名:株式会社リバネス
担当者名:川名祥史
URL: https://plantfactory.info/
TEL:03-5227-4198 FAX:03-5227-4199
Email: [email protected]