【大阪】お医者さんをお招きした小学生向け3Dゴーグル制作教室を実施しました。
2015年8月9日、ロボティクスラボ大阪校にて、小学生親子25名を対象に、小学生向けロボティクス特別講座「ロボット×医療!手作り3Dゴーグルで最新医療現場をバーチャル体験しよう!」(http://www.robo-lab.jp)を行いました。
リバネスロボティクスラボは2011年度より、小学生のためのロボット開発研究所として開校され、これまでに100名を超える受講生達が、自分が想像したロボットを形にするために必要な知識や技術を習得する場となっています。
飯田橋校に加え、2015年度より、大阪校、那覇校を開校し、現地企業、研究者と一緒により新しく、実践的なものづくり教育を行っています。
今回の特別教室では、神戸大学大学院医学研究科消化器内科 特務准教授、医学博士であり、医療画像やIT技術、手術ロボット、3Dプリンタなどの最先端医療を研究開発されている杉本真樹先生をお招きし、ロボティクスによりどのように医療現場の未来が変わりつつあるのか、お話をいただきました。
先生は3Dデータを活用した手術ロボットやソフトの研究開発を精力的に行われています。実際の患者の3Dデータから作成した臓器を使い、手術の前にイメージトレーニングや練習を行うことで手術時間を短縮し、患者さんへの負担を減らす事につながるということでした(先生が持っているのは肝臓の3Dモデル大きさ重さだけではなく、水分含量等も同じだそうです)。
今回は、そのような技術の一つVR(バーチャルリアリティ)技術を体験するための3Dゴーグルを作りました。手術ロボットの目にあたる部分には今回のようなVR技術が使われており、遠隔でも、患者の臓器の3Dイメージを見ながら手術を行う事ができるそうです。
みんなで作り終わった後、VRを体験してみます。
見た事のない医療技術やお話に参加者のみなさま興味津々でした。
スーパードクターとも呼ばれる先生が最後にお話した言葉をご紹介します。
「スーパーという言葉には、分野を超える という意味もあります。ロボティクスと医療もそれぞれの分野を超え、結び付くと、新しい発見があり、より多くの人の役に立ち、助ける事ができます。そんな分野を越えて新しい世界を作れるスーパーな人になってください」。
先生、参加したみなさま、ありがとうございました!
先生にご紹介いただいた、自分で3Dデータが作れるなど情報がまとまったのはこちらの本になります。
ロボティクスラボでは、夏休みの体験・特別教室を行っております。
お申込・詳細は以下クリックした先をごらんください。
DAY1(8/13または25)
10:00〜12:00 磁石を使って色々なおもちゃをつくろう
13:00〜15:00 電気を使って色々なおもちゃをつくろう
DAY2(8/14または26)
10:00〜12:00 展開図を書いてオリジナルロボットをつくろう
13:00〜15:00 プラスチック加工にちょうせん
プラスチック加工について学びます
参加費:お子様ひとりあたり3,000円 ※税込、授業料・教材費込
※作製した制作物は持ち帰り頂くことができます。
参加費:お子様ひとりあたり3,000円 ※税込、授業料・教材費込(同日15:30〜の教室に参加された方は無料となります)詳細・お申込みはこちらから!