【沖縄】超異分野学会・沖縄分科会を開催しました。
株式会社リバネス沖縄事業所は8月9日(日)に超異分野学会・沖縄分科会を開催し、32名が参加しました。本学会では、学生による5件の研究発表と企業による4件の事業紹介ならびに縄の未来を考える「未来予想図ワークショップ」を実施しました。また、弊社国際開発事業部部長の孟 芊芊(もう せんぜん)が特別講演を行いました。
■当日の様子
学生による研究発表では、地域の自然や課題をテーマにした研究活動について、中学生から大学院生までの研究者が発表しました。
発表テーマ | 所属 | 氏名 |
アレロパシーの研究 | 宜野湾中学校 | 與古田 一輝金城 重孝 |
沖縄JKproject SPLASH |
興南高等学校 | 宮里 正太郎 |
沖縄島に生息するオオムカデ属Scolopendraの種構成と分布 | 普天間高等学校 | 仲間 信道 |
サメからの被害とサメへの被害の根絶 | 琉球大学 | 岸 大悟 |
間味島から発見された、アラゴナイト骨格を持つ八放サンゴの新属新種 | 琉球大学大学院 | 宮崎 悠 |
企業ピッチでは、社会課題解決への志を持ち県内で活躍する企業が事業内容やビジョンを語りました。
所属 | 役職・氏名 |
農業生産法人株式会社熱帯資源植物研究所 | 品質検査・研究開発グループ研究開発担当リーダー 鈴木 賢洋 |
株式会社レキオス | グループ統括室 新規事業部 鈴木 勇介 |
レキオ・パワー・テクノロジー株式会社 | 代表取締役 河村 哲 |
ランプサーブ株式会社 | 代表取締役 豊 耕一郎 |
未来予想図ワークショップでは、企業と研究者が世代や分野を超えてチームとなり、「100年後の病院を考えよう!」、「100年後の食べ物を創ろう!」、「100年後の離島の暮らしを考えよう!」の3つのテーマに分かれて議論を行い、各々が描いた未来を発表しました。
テーマ「100年後の離島の暮らしを考えよう!」
テーマ「100年後の病院を考えよう!」
テーマ「100年後の食べ物を創ろう!」
特別講演では、弊社孟が「分野・世代を超えたその先に〜グローバルな視点を持とう〜」と題して講演しました。
また、発表された研究成果を社会に広げるひとつの機会となるイベントとして、「第三回りゅうぎんアントレプレナー支援セミナー」について琉球銀行コンサルティング営業部 部長の上原智様より紹介を頂きました。
最後は、本日の取り組みについて協賛企業である株式会社レキオス代表取締役社長CEOの宜保文雄様より講評をいただきました。
表彰式では、研究発表の部では琉球大学大学院の宮崎悠さん、ワークショップの部では「100年後の病院を考えよう!」のチームがそれぞれ最優秀賞に選ばれました。受賞者には、表彰状と副賞(株式会社レキオスより図書券)が授与されました。
琉球大学大学院の宮崎悠さん
テーマ「100年後の病院を考えよう!」の発表チーム
全員で記念撮影
実施後のアンケートでは、以下のような声が寄せられました。
【研究発表者より】
・自分の好きな事を発信できて、様々な意見がもらえて良かった。
・沖縄の素晴らしさをもっと世に広めて欲しい。
【学校教員より】
・県内で活躍している大人たちを見て学生らがさらに活発に活動すると感じた。
・地域がその地域らしく発展できる。
【参加企業より】
・幅広い世代と交流できる場を、今後とも続けて欲しいです。
【一般参加者より】
・7分が短く感じられる程、それぞれの発表者の熱が感じられおもしろかったです。
・マニアックな研究が楽しい。
本学会を通じて、分野・世代を超えた交流により沖縄の未来につながる新しい何かが生まれる可能性を感じました。ご参加下さった皆様、誠にありがとうございました。皆様と、今後も新しいことにチャレンジしていきたいと思います。