【海外研修実施レポート】実践女子学園中学高等学校@シリコンバレー
この度、3月24日から25日の2日間、株式会社リバネスでは実践女子学園中学高等と海外研修を実施いたしました。
本研修では、未来のグローバルリーダーに求められる広い視野や積極性、好奇心を育むため、中学3年生全員に対して行う国内研修、その後希望者を対象に行う海外研修の2段階で実施しました。
今回の海外研修では、選抜メンバー22名と一緒にシリコンバレーにあるスタンフォード大学とカリフォルニア大学バークレー校の二つの大学で、生物と環境の研究を進める研究室訪問。事前課題として、訪問研究者からお題をもらい、それに対して生徒がパワーポイントを使ってプレゼンテーションを用意しました。お題は以下の2つ。
1)二酸化炭素を処理するためのアイデアを考えよう
2)身の回りで困っているものを生き物の構造を使って解決してみよう
1日目、スタンフォード大学では、二酸化炭素の地下貯蔵を研究しているベンソン研究室のGaring先生を訪問しました。ここでは、研究室訪問後、①のお題について半分の生徒が5分のプレゼンテーションを行いました。研究室訪問では実際に地下の岩盤から取り出した岩のサンプルを手に取ったり、実験に使われる機器を見学しました。
2日目、カリフォルニア大学バークレー校では、生物の飛行構造の研究をするアニマルフライト研究室のRobert先生を訪問しました。研究室訪問では実際に実験用のハチドリを見学したり、ハチドリの飛行構造を研究するための専用実験機器を見学しました。その後、②のお題について英語で発表しました。
発表の際は生徒たちも緊張した様子でしたが、長期間に渡り取り組んで聞きた事前課題の発表を見事に成し遂げ、研究者と課題内容についてコミュニケーションを図りました。
各研修日の終わりには、振り返り会を開き、一日の学びを整理する時間を取りました。振り返り会ではワークシートを記入することで生徒自らがその日に学んだこと、感じたことの整理をおこないました。各生徒、それぞれいろいろな学びがありましたが、難しい課題に果敢にチャレンジする研究者との出会いを通じて、難しい問題であってもチャレンジし続けることの大切さを学んだ、という声がたくさん出てきました。
海外研修で実際に事前に学んだ研究分野で活躍する研究者に会うことにより、研究や研究者に対する興味はもとより、生徒たちは教科書やインターネット以外の新しい情報を手に入れ、情報の知識化を図ることができます。
今後も、株式会社リバネスでは、中高生のための海外研修を企画・運営して参ります。
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リバネスでは、グローバルリーダーを育成する海外研修のコーディネートを行っております。既存の海外研修の目的や行程を見直したい、すでに行う予定の海外研修の行程の一部をコーディネートしてほしい、事前や事後研修を行いたいがどうすればいいか相談したい、などのご相談がございましたら、お気軽にご連絡ください。
株式会社リバネス 国際開発事業部
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