【実施報告】6/30教育応援セミナー「CSR活動を通じたSDGsへの取組を考える 〜100名の中高生による課題解決プログラム実例をもとに〜」

【実施報告】6/30教育応援セミナー「CSR活動を通じたSDGsへの取組を考える 〜100名の中高生による課題解決プログラム実例をもとに〜」

6月30日に教育応援セミナー「「CSR活動を通じたSDGsへの取組を考える 〜100名の中高生による課題解決プログラム実例をもとに〜」を開催しました。最近、企業の中で「SDGs」を軸に、CSR事業をはじめとした事業を整理し直すことがグローバル企業を中心におこなわれており、どのようにすればよいか課題に感じられている方が多いようです。そこで、今回は「教育」を軸にしながら「CSR」で「SDGs」を入れ込むことの可能性について学び合う場を作りました。

「主体的・対話的で深い学び」という文部科学省が提唱している、いわゆる「アクディブラーニング」を今回のセミナーでも行おうとかんがえ、最初に参加者20名以上の皆さんの自己紹介を実施。バックグラウンドと、本日の課題感について共有しました。

教育総合研究センター長である藤田より、SDGsの背景と実際、SDGsの視点をCSR活動に入れ込むことの可能性についてお話しました。SDGsはこれから必要とされる「答えのない課題について挑戦できる人」を育てるための「答えのない課題」の世界の共通言語です。これをうまく利用することで、世界中関係なく同じ課題について議論することができます。

TEPIA先端技術館の大槻様からは、リバネスと共同でおこなった中高生にロボットをテーマに社会課題の解決に対して助成する「TEPIAチャレンジ助成事業」の内容と成果について事例報告をいただきました。チームによっては、特許取得を目指すなど教育目的だけでなく、具体的に社会課題を解決しはじめる成果が出始めているのです。

後半は、2チームに分かれて、ご自身の事業をSDGsと連携させることでどう昇華させていくかについてディスカッションしました。社内理解の難しさ、SDGsの解釈の範囲など、かなり議論になりました。ここでの出会いをスタートに、SDGsを自社の活動にいかしてもらえればと思います。

ご参加ありがとうございました。