取締役CFO池上昌弘が東京工業大学生命理工学院の授業にて講義を行いました
2017年7月14日、株式会社リバネス取締役CFO池上昌弘が東京工業大学生命理工学院の授業「企業社会論」にて講義を行いました。
本授業は、社会人が、社会で必要とされる素養、企業における開発研究の進め方や危機管理、企業倫理、公的機関における政策決定のプロセスなどのテーマで講演することで、 学生の広い視野から現在の学習、研究、将来を見つめなおす機会を提供するものです。
リバネスの創業メンバーの1人であり、かつ同大学の卒業生でもある池上からは、前半部でどのような経緯でリバネスの創業に関わり現在に至ったかをお話しし、後半部は会社を経営するために大事なことは何かということについて学生とディスカッションを行いました。
前半部では、研究者としてこれからの活躍が期待されている学生に対し、 リバネスが研究者集団として創業から15年間成長を続けてきた原動力は何かというテーマで、理念やQPMIサイクル、コミュニケーション力の重要性について紹介しました。
後半部では、学生に「社長」か「投資家」のいずれかの立場になってもらい、それぞれの視点から会社にとって大事だと思うものを3つ考えるという簡単なワークを行いました。何人かの学生には発表をしていただき、池上自身の考えも織り交ぜながら会社経営には多様な視点から物事を考える必要があることを感じてもらいました。
質疑応答では、創業時に苦労したことは何か、ベンチャー企業で働くことの楽しさや大変さ、今後の事業展開についてなど多様な質問が活発に飛び出しました。その中で、池上個人が財務・税務・労務等の通常研究者がほとんど触れることのない業務を経営陣の1人として15年間担い続けてきた経験から、やりたいことが明確な研究者が増えればその一方でそれを支える立場の人もまた増えるべきで、研究を経験した者のベンチャー企業に対する関わり方は多様であることを伝えました。
■講演・講義の依頼を承ります
株式会社リバネスでは、「研究者の働き方」「創造人材の育成」「産学連携の進め方」などのテーマで大学、企業での講演を承っております。
担当:環野 [email protected]