リバネス取締役副社長CTO井上が協和発酵バイオ株式会社で講演しました。
2017年11月6日(月)リバネス取締役副社長CTOの井上浄が、協和発酵バイオ株式会社のつくば開発センターにて、「研究者の挑戦」という題で講演を行いました。
本講演では井上が自身の好奇心に従い、仲間と共にリバネスを立ち上げた経緯や、多くの研究者と創り続けてきた事業について、集まった研究センターの社員 約30人に向けて話しました。
井上が推進する共同研究や数々の事業は、井上自身の「研究に対する好奇心」によって生み出されています。実例を紹介しながら、研究者がもつ好奇心は自らを突き動かし、周りをも巻き込んでいく大きなエネルギーになることを伝えました。
リバネスが行っているシードアクセラレーションプログラム「TECH PLANTER」からもこの大きなエネルギーによって、世界を変えうる魅力的なベンチャーが数々生まれています。講演内では、研究開発型ベンチャーの研究や事業だけでなく、その創業者たちが成し遂げたいと思っている夢や、解決したい課題への「熱」についても紹介しました。
講演の終盤では、社内での新規事業はもちろんのこと、TECH PLANTERに出場するような研究開発型ベンチャーとの連携によるオープンイノベーションを考えるうえでも、社内の研究者ひとりひとりの「熱」は非常に大切であることを伝えました。「たった一人の熱が世界を変えるかもしれない」というメッセージが印象に残った聴講者もいるようでした。
質疑応答では「部下に新しいことをどんどんと仕掛けてもらう雰囲気を作るのに重要なことは何か」など、本音の質問が多く投げかけられ、非常に盛況な会となりました。
リバネス独自のオープンイノベーションの考え方や、研究者が自らの研究成果や技術をもとにビジネスを創る方法に関してご興味のある方、またこれらを企業の人材育成に活用したい方々は、ぜひ一度リバネスまでご相談ください。
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●井上浄 プロフィール●
リバネス創業メンバーのひとりであり、大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。博士課程を修了後、北里大学理学部生物科学科助教および講師、京都大学大学院医学研究科助教を経て、2015年8月1日より慶應義塾大学特任准教授に就任・兼務。研究開発を行いながら、大学・研究機関との共同研究事業の立ち上げや研究所設立の支援等を担う。