サイエンスキャッスル 研究費2018Honda賞の成果発表会を開催しました!
2018年12月23日に行われたサイエンスキャッスル2018 関東大会にて「サイエンスキャッスル 研究費Honda賞」の成果発表会を開催しました。
本田技研工業株式会社と株式会社リバネスは、次世代の水素エネルギーに関する研究人材を育むべく2018年度から新たに「サイエンスキャッスル研究費Honda賞」を設置し、選ばれた5チームに対して研究費の助成と、リバネスのメンターによる研究サポートを行ってきました。
当日は、微生物による水素生産や、水素ガスを用いた生物育成、新規水素接触還元法の検討、水素電動自転車の開発など、「水素」をテーマに約半年にわたって研究に取り組んできた5チームによる成果発表が行われました。
今回は、微生物や植物をテーマとした研究も多かったことから、オブザーバとして東京薬科大学生命科学部教授の渡邊一哉氏を招聘し、質疑応答に参加いただきました。また後半では、「水素エネルギー研究がつくる未来社会」と題して、株式会社本田技術研究所四輪R&Dセンター 主任研究員の松本広嗣氏より特別講演を行い、次世代の水素エネルギー研究者へのエールを送りました。
<概要>
日時:2018年12月23日(日) 14:00-15:30
場所:神田女学園中学校高等学校 5F 524教室(サイエンスキャッスル2018関東大会内)
内容:サイエンスキャッスル研究費2018 Honda賞 成果発表会
詳細:採択した5チームの中高生よる口頭発表およびポスター展示
当日の流れ:
1、開会挨拶
2、口頭発表5件 発表7分・質疑2分(入替1分)
3、修了証授与式 ゲストオブザーバより講評
4、特別講演 「水素エネルギー研究がつくる未来社会」株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター 主任研究員 松本 広嗣 氏
5、閉会 記念撮影
発表チーム一覧
口頭発表順 | ポスター番号 | 学校名 | 研究テーマ |
1 | Honda
P-01 |
岡山県立玉野高等学校 | 地元岡山産の果物をバイオマスとして用いた水素発酵の可能性に関する研究 |
2 | Honda
P-02 |
千葉市立都賀中学校 | 哺乳類の糞による微生物燃料電池の作成 |
3 | Honda
P-03 |
三田国際学園高等学校 | 水素ガスを用いた微生物培養系の開発とその評価 |
4 | Honda
P-04 |
茨城県立竹園高等学校 | アメリカザリガニ外骨格から抽出したキチンに担持した遷移金属触媒を用いる芳香族ニトロ化合物の接触水素還元 |
5 | Honda
P-05 |
学校法人大阪貿易学院開明中学校・高等学校 | ハイブリッド水素システム電動アシスト自転車 |
研究への質疑応答は、以下2名のオブザーバが担当いたしました。
- 株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター 主任研究員 松本 広嗣 氏
- 東京薬科大学 生命科学部生命エネルギー工学研究室教授 渡邊 一哉 氏
研究チームによる発表の様子
表彰式の様子
学校名 | 研究代表者 | 受賞写真 |
岡山県立玉野高等学校 | 森岡 俊介 | |
千葉市立都賀中学校 | 大塚 瑠依 | |
三田国際学園高等学校 | 今村 杏瑚 | |
茨城県立竹園高等学校 | 日浅 和馬 | |
学校法人大阪貿易学院開明中学校・高等学校 | 園田 直樹 |
特別講演の様子
<お問い合わせ>
株式会社 リバネス 教育開発事業部
サイエンスキャッスル 研究費 Honda賞 事務局
伊地知 聡(いじち そう) [email protected]
電話番号:03-5227-4198
FAX:03-5227-4199