リバネス、「スタートアップビルド事業」を開始/インキュベーション施設の設計・運営体制構築から、入居者の育成支援までをワンストップで提供
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表:丸幸弘、以下「リバネス」)は、研究開発を伴うスタートアップを対象にしたインキュベーション施設の設計、運営体制構築、施設の運用支援、入居するスタートアップの事業化支援までをワンストップで行う「スタートアップビルド事業」を開始します。スタートアップとともに新たな都市開発を目指す都市(自治体)、遊休施設を有する事業会社や不動産会社等に対して、スタートアップビルド事業を通じたエコシステムの形成と、都市の活性及び新事業創出につながる価値を創造します。
リバネスは、2005年に、企業のラボの一部を間借りして自社の研究開発と、株式会社ユーグレナ等のスタートアップ企業の立ち上げや研究者の研究開発支援を開始しました。事業の拡大に伴い、2007年には南千住の共同利用工場の1室に入居し、リバネスの自社研究所である「中央研究所」を設立、その後、2008年に研究の加速を図るため「先端科学技術研究所」へと改称し、有用微生物の探索や生物由来バイオ燃料の開発といったバイオ研究を推進してきました。
2013年には本社移転を機に、研究者やスタートアップも共同で利用できる「バイオテクノロジーラボ」を設立、高価な実験機器や研究ノウハウ、研究者ネットワーク等の提供を通じたバイオテクノロジー系スタートアップの研究開発支援を手がける「バイオ系スタートアップのインキュベーション施設」としての運用を開始いたしました。この施設で細胞農業のインテグリカルチャー株式会社は、アーリーステージにおける研究開発を加速させ、その後の事業発展、資金調達のきっかけを作りました。
(インテグリカルチャーのリリースはこちら)
また、バイオ系のみならず、2014年には、株式会社浜野製作所とともにものづくりプラットフォーム「GARAGE SUMIDA」を開設、2018年には「ものづくり系スタートアップのインキュベーション施設、センターオブガレージ」(リリース参照※1、2)を設立、子会社である株式会社グローカリンクが施設の運用を開始し、次世代風力発電を開発する株式会社チャレナジー等のものづくり系ベンチャーにおいても町工場の協力を得て、数多くの実績をつくってきました。
(日本経済新聞のリリースはこちら)
現在、多数の研究開発型スタートアップがうまれてきていますが、バイオテクノロジーやものづくりといった特殊な実験設備や研究ノウハウが必要なスタートアップにとって、創業期に実験設備が整った自社ラボを持つことは容易ではなく、日本においては研究開発機能を伴うインキュベーション施設も不足しているのが現状です。
そこで、リバネスが長年培ってきた、バイオ系研究施設の設計やものづくり系の開発施設の運用ノウハウ、そしてそこからスタートアップを巣立たせるまでの一連の育成ノウハウを外部に実装し、バイオ系やものづくり系スタートアップのエコシステム形成を促す「スタートアップビルド事業」を開始します。
今後、ライフサイエンスやフードテック、アグリテック、エコテック等へと領域を拡大していきます。
インキュベーションの拠点構築を検討している都市、インキュベーション施設の運営を考えている事業会社、不動産会社など、未来につながる場を作り、産業の種を生み出していくことに関心のある方はご相談ください。
※1 2014年10月9日リリース 知識プラットフォームのリバネスと町工場の浜野製作所が提携 日本初、ものづくり企業のインキュベーションプラットフォームを構築:https://lne.st/2014/10/09/9110/
※2 2018年2月20日リリース 世界のベンチャーと町工場をつなぐインキュベーション施設 「センターオブガレージ」開設のご案内:https://lne.st/2018/02/20/cog/
◆株式会社リバネスについて
所在地:東京都新宿区下宮比町1-4 飯田橋御幸ビル5階
代表者:代表取締役グループCEO 丸 幸弘
創立年:2002年
事業内容:知識製造業
ウェブサイト:https://lne.st/
<本件に関するお問合せ先>
株式会社リバネス 担当:高橋宏之・松原
TEL:03-5227-4198 MAIL:[email protected]