新しい「製品」のアイデア着想、原理試作、量産まで開発・製造を支援するサービス「プロトタイピングラボ」を開始
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:高橋 修一郎、以下「リバネス」)は、2020年9月1日より、新規の製品企画から原理検証や原理試作、量産試作に取り組む企業向けに、リバネスの製造プラットフォームを活用した、町工場マッチングや製造に関わるコミュニケーション支援などの新規製造支援サービス「プロトタイピングラボ」を開始します。
<サービスの背景>
近年、社会に根ざした深い課題であるディープイシューを解決するためのテクノロジー「ディープテック」が世界で注目を集めています。ディープテックを用いて社会課題に挑むベンチャーが台頭する一方、まだ世の中に存在しない新しいテクノロジーを活用できる形に「製造」するプロセスは、大手メーカーの分業化・コスト高や町工場の下請け体質、技術者の不足等、様々な問題が介在し、未成熟なまま進歩していないという現状にあります。この課題を解決するためには、アジャイル型のスピーディーな製造体制の構築とフェーズごとの適切な目標設定、そして目標達成を実現する高い構想力・技術力を持った製造事業者との連携が不可欠となります。
リバネスではこれまで、ものづくり分野において、墨田区の町工場である浜野製作所をはじめ、大田区のサンケイエンジニアリング、大阪の成光精密、木幡計器製作所との資本提携や世界中のものづくりに関する課題を解決する町工場集団「スーパーファクトリーグループ」の設立を行ってきました。また、経済産業省の「スタートアップファクトリー構築事業」や大田区との連携による「区内企業と海外ベンチャー企業の連携創出可能性調査事業」の実施、岡山県の中核製造企業である小橋工業株式会社の次世代ものづくりプラットフォーム構築支援など、知識プラットフォームを通じて、日本の製造業の変革に寄与する事業を展開してきました。
<本サービスの企画概要>
本サービスでは、構想段階から製造段階まで、6つのフェーズで製造に関わるサービスを提供します。フェーズごとに納品物が設定されており、ユーザーは、自社に合ったフェーズからサービスを開始することが可能です。
リバネスは、2020年5月より製造開発事業部を新たに発足し、本格的に地域中核製造企業と連携した製造プラットフォームの拡充を開始しました。プロトタイピングラボはアイデア着想から町工場マッチング、原理検証、世の中にない新しい「製品」の原理試作から量産製造を含めた開発・製造支援を行ってまいります。新規の製品企画を検討している事業会社、製造ベンチャーなど、製品のアイデア着想から製品の原理検証や原理試作、量産製造の取り組みに興味がある方はご相談ください。事例集
◆お問い合わせ先
株式会社リバネス 製造開発事業部(担当:齊藤)
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル5階
TEL: 03-5227-4198 FAX: 03-5227-4199 Mail: [email protected]