Garage Minato(ガレージミナト)を運営する成光精密株式会社と資本提携

Garage Minato(ガレージミナト)を運営する成光精密株式会社と資本提携

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO :丸幸弘)は、2018年11月28日に成光精密株式会社(本社:大阪市港区、代表取締役:高満洋徳)の第三者割当増資を引き受け、資本提携を行いました。

成光精密株式会社は、2001年創業の機械加工・金属加工を事業とする町工場です。精密加工を得意とし、高水準の品質保証と、小ロット、超短納期での試作開発に強みがあります。2017年3月より、リバネスとの事業連携を開始し、町工場として「DeSET:海底探査技術開発プロジェクト」の開発チームに参加しています。また、2018年2月にはリバネス大阪本社とともに、大阪市イノベーション拠点立地促進助成制度による拠点認定を受け、4月に同社本社工場内に、ものづくり支援拠点「Garage Minato(ガレージミナト)」を開所しました。さらに、7月には、テクノロジーベンチャー等の支援体制の強化を目指す経済産業省の「スタートアップファクトリー構築事業」に共同で採択を受けています。

Garage Minato開所以来、成光精密では地元産業部会やGarage Minatoでのセミナーを通じて、市内における中小事業者とのネットワークを拡大しています。このハブ機能は地域行政においても重要視され、Garage Minatoを中心的位置付けとした公民連携事業が大阪市港区役所により進められています。同じく大阪市港区内に立地するリバネスの大阪本社では、既に資本業務提携を行う株式会社木幡計器製作所(本社:大阪市大正区、代表取締役:木幡巌)を含めた3者連携により、次世代育成と産業振興の両側面から事業連携を進めています。

リバネスでは、世界中の革新的ものづくりに関する課題の解決を目指す町工場を「スーパーファクトリーグループ」として取りまとめ、各地におけるガレージを中心に試作開発・量産化支援等の活動を推進しています。このたびの成光精密との資本提携により、同社のハブ機能を介して大阪市内町工場との連携をさらに強化し、一社では解決しない課題に対して町工場連合で取り組む体制を構築してまいります。また、「アイデアをカタチにする」という成光精密のコンセプトのもと、テクノロジーベンチャー等のアイデアを能動的に発掘し、それを形にするための社内人材強化や、大手企業等の若手設計者を育成する研修の新規開発など、設計者自体の価値向上にも共に努めてまいります。
なお、2018年12月1日付にて、リバネス取締役執行役員CROの吉田一寛(よしだ かずひろ)が成光精密の取締役に就任いたします。

◆株式会社リバネスについて
2002年6月14日設立。代表取締役CEO丸幸弘。スタッフ数63名。教育開発事業、人材開発事業、研究開発事業、創業開発事業、地域開発事業、国際開発事業、戦略開発事業の7つの事業を展開。アジア最大のシードアクセラレーションプログラム「TECH PLANTER」の運営を通じて、国内外500社を超えるスタートアップの事業化支援を行っています。
ウェブサイト:https://lne.st/

◆成光精密株式会社について
2001年9月創業、2007年7月設立。代表取締役 高満洋徳。創業以来、他社では困難な精密加工品を積極的に受注することで技術力を高め、「出来ないと言わない対応力」を強みに産業用機械のプロトタイプ部品をスピーディーに提供。2018年4月、ガレージミナトをオープンし、研究者・技術者・ベンチャー企業等が持つアイデア・先端技術を本格的なカタチにする支援を行っています。
ウェブサイト:http://www.seikouseimitsu.com/
Garage Minato:https://www.garage-minato.jp/

ー本件に関するお問い合わせ先ー
株式会社リバネス 吉田一寛(よしだかずひろ)・松原
TEL:03-5227-4198  FAX:03-5227-4199
E-mail:[email protected]