茨城県教育委員会が実施する令和3年度IBARAKIドリーム・パス事業の業務を受託、大学生・大学院生・企業技術者とともに、高校生等16チームのアイデアの具体化・検証に伴走します。
株式会社リバネスは、茨城県教育委員会より公募のあった「令和3年度IBARAKIドリーム・パス事業業務委託」に係る企画提案に応募し、採用されたことをご報告いたします。
「IBARAKIドリーム・パス事業」は茨城県内の高校生等を対象に、地域課題の解決や夢の実現に向けて生徒自らが企画立案・実践していく事業です。高い創造意欲を持ちリスクに対しても積極的に挑戦しようとするアントレプレナーシップ(起業家精神)を育成することを目指しており、本年度は190件の応募から審査で選ばれた16チームが活動しています。
令和3年度採択チーム一覧
学校名 | チーム名 | テーマ名 |
茨城県立土浦第一高等学校附属中学校 | four眼鏡 one裸眼 | スライムで農業してみませんか!?♯土浦 ♯SDGs ♯レンコン |
茨城県立太田西山高等学校 | +evidence | IBARAKI prime |
茨城県立水戸第一高等学校 | 水戸を元気にし隊 | 慶喜で水戸にさらなる観光資源を!~水戸城復活を目指して~ |
茨城県立水戸第三高等学校 | 花鳥風月 | 点と点がつなぐ世界 |
茨城県立茨城東高等学校 | 涸沼と自然 | 茨城町における里山の整備と間伐材を活用したビジネスプランの提案 |
茨城県立鉾田第一高等学校 | 茨城県立鉾田第一高等学校 競技かるた部 | HOKOTA STYLE ~空き家×小倉百人一首かるた~ |
茨城県立鹿島高等学校 | 鹿島高校農業班 | 土壌pHがイネの生育速度に与える影響 〜細胞分裂と細胞成長からのアプローチ〜 |
茨城県立水海道第一高等学校 | 水海道第一高等学校 | ニホンミツバチが住める里山を育てる |
茨城県立勝田高等学校 | Glasses | ゴミの山を宝の山に―sweet potatoes will be your knight- |
茨城県立鹿島高等学校 | 鹿島高校調理班 | 外来魚を対象とした効果的な調理法の探索 〜外来魚からスナック菓子を作れるか〜 |
茨城県立竹園高等学校 | TYKM | 電気を通す布やゴムの開発 |
茨城県立つくば工科高等学校 | Iris | 街中案内及び歩行補助を目的とした屋外自動走行システムの開発、研究 |
茨城県立つくば工科高等学校 | 機械科鋳造研究部 | 多機能型溶解炉開発 |
茨城県立並木中等教育学校 | 古文直訳 | 古文直訳システムの開発 |
岩瀬日本大学高等学校 | さくらのおたくへ | 表現アプリ(案) |
茗溪学園高等学校 | TETEs | 「地図のオープンデータを活用しリサイクル拠点の情報共有を行いつくば市でのゼロ・ウェイストの推進を図る」 |
また、9月19日にはオンラインにて「STEP1実践活動 事前ガイダンス」、10月3日には茨城県県南生涯学習センター(茨城県土浦市)にて「STEP2 企画ブラッシュアップ」を実施しました。大学生・大学院生が務めるコーチのファシリテーションのもと、生徒たちは自身の企画の目的設計、計画やスケジュールの見直し、検証方法の策定などを行いました。また、他のチームならびに、株式会社日立製作所の技術者からのアドバイスをいただきながら、企画のブラッシュアップを行いました。
高校生等は、11月28日の中間報告会を経て、来年1月30日にプレゼンテーション大会を迎えます。
令和3年度コーチ一覧
各人1チームを担当し、自身の専門性や経験をいかして高校生等の活動に伴走する。
氏名 | 所属 | 学部、大学院専攻科 |
カモンパット インタウォン | 茨城工業高等専門学校 | 国際創造工学部 |
夛田雄介 | 茨城大学 | 工学部 |
村田友輝 | 茨城大学 | 人文社会科学部 |
藤川 尚 | 茨城大学 | 人文社会科学部 |
奥谷友美 | 常磐大学 | 人間科学部 |
舟橋裕太 | 常磐大学 | 総合政策学部 |
伊藤 栞 | 筑波大学 | 芸術専門学群 構成専攻 ビジュアルデザイン領域 |
宇佐美希未佳 | 筑波大学大学院 | 人間総合科学学術院 人間総合科学研究群 |
安藤真之介 | 筑波大学大学院 | 人間総合科学学術院 人間総合科学研究群 |
黒住嶺 | 筑波大学大学院 | 人間総合科学研究科 心理学専攻 |
池田利基 | 筑波大学大学院 | 人間総合科学研究科 感性認知脳科学専攻 |
伊藤海帆 | 東京大学大学院 | 新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻 |
片野亘 | 東洋大学大学院 | 生命科学研究科 生命科学専攻 |
返町洋祐 | 株式会社インセプタム | 出身)筑波大学大学院生命環境科学研究科 |
下山雄人 | 東京大学大学院 | 総合文化研究科 |
リバネスは5年前より、茨城テックプランターを通じて、茨城県内300人以上の研究者とのコミュニケーションから、科学技術の社会実装にも取り組んで参りました。本年度は、茨城テックプランターアルムナイや地域開発パートナーとの協力体制を強化し、教育から創業まで一連の活動が繋がりつつあります。
リバネスでは、県内の大学生・大学院生・企業技術者等が連携して、地元の高校生等のアイデアを形にする本教育活動を通し、高校生等のアントレプレナーシップの育成だけでなく、有機的な人の繋がりを醸成し、ここを土壌に新たな科学技術や人材が生まれていくエコシステム形成を目指し、活動を続けてまいります。
本件に関する問合せ
株式会社リバネス キャリアデザイン研究センター 西村・立花
TEL:03 – 5227- 4198
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