リバネス研究費池田理化ブリッジフェロー賞採択者である山崎誠氏(横浜国立大学)の研究成果が論文化されました
株式会社リバネスは2021年5月に、リバネス研究費池田理化ブリッジフェロー賞1)に横浜国立大学大学院・理工学府の山崎誠氏(当時修士課程2年、現博士後期課程1年)を採択いたしました。
山崎氏は、自身の研究テーマ「多糖を用いた細胞足場材料フィルムと遺伝子導入剤の開発」を推進すると共に、池田理化ブリッジフェローとして中高生研究者の研究サポート、研究経験を生かして株式会社池田理化の社員と新たな企画立案と実施に取り組んできました。
この度、山崎氏が採択テーマとして取り組んできた研究成果が、2022年1月に公益社団法人高分子学会の公式学術誌である「Polymer Journal」に掲載されました。
論文情報:
Yamazaki, M., Yabe, M. & Iijima, K. Analysis of the formation mechanism of polyion complexes of polysaccharides by molecular dynamics simulation with oligosaccharides. Polym J 54, 345–354 (2022). https://doi.org/10.1038/s41428-021-00602-y
株式会社リバネスと株式会社池田理化はブリッジフェローシップ制度の取り組みを通じて、若手研究者の研究活動を支援するとともに、博士人材がアカデミアと企業や中高生との間をブリッジすることで新たな価値を生み出す力を養い、新たなキャリアを拓くきっかけにもなるよう、引き続き活動を行って参ります。
本件に関するお問い合わせは以下までお願いします。
株式会社リバネス 人材開発事業部
担当:立花、井上
MAIL: [email protected]、TEL: 03-5227-4198
1) リバネス研究費池田理化ブリッジフェロー賞は、若手研究者を対象にした研究助成制度です。ブリッジフェローとして採択された研究者は、研究費助成を受けると共に、以下の2つの業務を行います。①中高生研究者に対して、研究者および専門家としての立場からサポートを行う②池田理化の社員とともに価値創造を行う外部研究員として、自身の研究経験等を活かして新たな企画立案と実施を行う。研究者にとって、外部資金獲得実績と、所属研究機関以外での業務実績を得ることができます。
参考:
1. 株式会社池田理化 90周年特設ページ 実施報告
2. 横浜国立大学 飯島研究室 News
2021年度 5/20 M2山崎がリバネス研究費 池田理化ブリッジフェロー賞に採択されました。
3. ブリッジフェローシップ制度とは
非研究開発型企業が若手研究者と始める 自社の価値創造 −株式会社池田理化「池田理化ブリッジフェローシップ制度」の挑戦−
4. ブリッジフェローの中高生の研究支援活動について