【製造業者向け】自社専用の画像認識システムや外観検査AIシステム開発に向けたノーコードAI導入研修サービスの開始
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:髙橋 修一郎)は、株式会社ヒューマノーム研究所(本社:東京都中央区、代表取締役社長 瀬々潤)が提供するノーコードAI開発ツール「Humanome Eyes」を活用した自社専用のAI開発を目指す研修サービスの提供を開始します。
本サービスの企画概要
ノーコードAI導入研修サービスは、これまでリバネスが実施してきた、Humanome Eyesを用いた教育カリキュラムの内容を中小の製造業者向けに発展させた、初心者にもやさしい便利なパッケージです。
ヒューマノーム研究所で販売している「実践的入門パック」は、数学・プログラミングの知識がない方でも、現場に持ち出せるAIを開発できる専用キットです。この商品を用いることで、AIの基礎知識や開発方法を学び、自社専用のAIを開発するまでの一連の過程を、短時間で習得することができます。リバネスは、はじめてAI開発される方でも、これらの流れをスムーズに学べる研修プログラムを実施いたします。
<サービスの流れ>
①研修編
実践的入門パック※1を導入いただいた上で、受講対象者に対し、AI研修を実施します。近年、さまざまな業種で活用されているAIの利用事例などの全体像から、AIに学習させて画像認識を行うまでのプロセスをハンズオン形式で学ぶことができます。
②実践編
研修を経た上で、自社でオリジナルAIモデルを開発していただきます。実践的入門パックに同梱されている小型コンピュータに、自社の課題に即したテーマで開発したAIモデルを格納することで、インターネットが利用できない環境下でも画像認識システムを使うことができます。既存の製造プロセスの中に後付けで組み込むことも可能です。
※1 ヒューマノーム研究所による実践的入門パックの概要
外観検査AIなどの自社専用AIを、既存システムにプラスできる物体検知AIキットの販売を開始します
企画背景
ノーコードAI導入研修サービスは、これまでリバネスが中学校(明星中学校)や高等学校(宇都宮短期大学付属高校)で、子どもたちを対象に実施し好評を得た、Humanome Eyesを用いた教育カリキュラムを活用しています。はじめてAIの導入を検討しようとしている中小の製造業者でも、楽しみながら学ぶことのできるプログラムとなっております。
自社専用の外観検査にAIを導入するための開発を、専門業者に外注した場合、学習データの収集とその学習工程に一定量の工数を必要とするため、通常では多額なコストと時間がかかります。本サービスでは、リバネスがこれまでに開発、実施してきた中高生からでもできるノーコードAIを用いた画像認識の教育プログラムを反転させ、非専門家である製造業者向けに楽しみながら自社AIを作り出す技術を手に入れるきっかけを提供します。
そのために、普段AIを利用する機会の少ない開発部門や製造支援部門の方が、自社事業に最適化された外観検査をはじめとする画像認識AIを開発できるようになります。研修が終わる頃には、AI開発の実際について理解が深まるだけでなく、自社データを活かしたオリジナルのAIを開発し、社内で活用するまでの知識が身につきます。
今後社内の生産性の向上だけでなく、製造業が学習AIという知識を自ら生み出すことができるようになるのです。
本サービスの問い合わせ先
株式会社リバネス 製造開発事業部(担当:藤田)
E-mail:[email protected]
TEL:03-5227-4198