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【実験教室 実施報告】聖光学院中学校高等学校にて、日常の化学物質が生物に対する影響を調べるクラゲを使った実験教室を実施しました

【実験教室 実施報告】聖光学院中学校高等学校にて、日常の化学物質が生物に対する影響を調べるクラゲを使った実験教室を実施しました

株式会社リバネスは、2023年12月16日に聖光学院中学校高等学校において「クラゲの気持ちになって人間と環境の未来を考えよう」をテーマに出前実験教室を行いました。当日は、聖光学院中学校高等学校から22人、湘南白百合学園中学・高等学校から14人の、計36人の中学生が参加しました。

 

今回の実験教室では、身の回りにある化学物質が生物に与える影響を調べるため、クラゲを用いて実験を行いました。まず、クラゲの形態と運動の観察を行い、クラゲがどの様な生態なのかを観察しました。その後、生徒が持ち寄った日用品を実際にクラゲに暴露させ、どのような変化が起こるのかを調べました。

 

【概要】

日時:2023年12月16日(土)  10:00-16:00

会場:聖光学院中学校・高等学校

対象:中学1-3年生 36名

テーマ:「クラゲの気持ちになって人間と環境の未来を考えよう」

講師:小玉 悠然(リバネス)

 

【当日の様子】

最初の実験では、生徒は興味深くクラゲを観察し、形態のスケッチやクラゲの拍動数の回数を数えていました。その後、化学物質がどのような影響をクラゲに与えるかを調べるために、水産無脊椎動物の麻酔として広く用いられている塩化マグネシウムを添加する実験を行い麻酔の有無でどの様な変化が起こるかを確認しました。実験を行うにあたり、講師からクラゲの命を奪う可能性のある実験であることを伝えると、生徒は真剣に実験に取り組み、クラゲへの影響を見逃さないように集中して観察していました。次に自分たちが持ってきた日用品の影響を調べる時には、普段何気なく使用している日用品がどれほどクラゲに影響を与えるのかを実験し観察することで、化学物質をどのように扱うべきかを考えるきっかけとなりました。最後に、化学物質との付き合い方を考えるワークショップでは、自分たちが持参した日用品を例により環境、生物、人間生活が豊かになる方法を考え、意見を出し合いました。

クラゲの観察 日用品をどう扱うべきかの意見の発表

 

【生徒の感想】

・これからも環境に与える影響について考えようと思った。

・クラゲを使った実験は、少し可哀想だったけれどクラゲの反応を細かく見ることが出来て、生活していく上での自分の責任について学ぶことが出来た。

・クラゲを使って化学物質の悪影響を知るという面白い発想を実体験できて良かった。

・今日の実験を行ってみて、人間の生活を行う中で、色々な所に影響があるのだなと今日の授業を通して、改めて実感しました。

・普段の授業などではできないような実験ができてとても楽しかった。もし来年などにまた違うテーマでの実験教室があればぜひ参加してみたい。

 

リバネスでは、答えのない課題に挑戦できるような出前実験教室を全国の小中高校で行っています。実験教室の実施をご希望の方は以下のお問い合わせ先にご連絡ください。

 

株式会社リバネス

教育開発事業部(吉川)

メールアドレス:[email protected]

TEL:03-5227-4198