【1/31オンライン】製造業向け・ベンチャー技術導入セミナー『アナログ計器のレトロフィット』後付けIoTで自動化する製造現場の苦役の開放
製造業の革新に必要な動きとしてIoTやAI導入などが話題になっていますが、日々の技術改善のキーワードは非常にたくさんあります。
一方で、計測方法、保守点検、新素材探索など、製造業向けの設備や運用で困っている課題もたくさんあることが現状です。
そこで、リバネスの知識プラットフォームを用いて製造業のサプライチェーンにつながる課題を、ベンチャー企業の開発した技術を活用することで解決するための事例を紹介するセミナーを開催します。本当に自社の価値を高める技術なのか、自社を進化させる新たな組み合わせにならないかなど、できる限り具体的なイメージをわかせられるよう、質疑応答の時間もしっかり取ろうと思いますので、少しでも興味のあるかたはぜひご参加ください。なお、事前登録をいただきましたら、事後にアーカイブもUPいたしますので当日参加が難しいかたもご登録ください。
今回は、創業1909年に圧力計を日本に広めた老舗ベンチャー企業である「木幡計器製作所」の木幡社長にご登壇いただき、100年以上変わらない計器に後付けでIoT技術をフィットさせることで、これまで人力に頼っていた様々なアナログ計器のモニタリング方法を提案します。スマホ1つで検査・点検できる画期的なディバイス「Salta(R)」は、先日防爆対応もスタートし、人による確認が困難な工場等にも活用できるようになり、100年以上の経験があるからこそできる、人々に寄り添いながら苦役を解放する試みについて紹介します。
【内容】
日時:2024年1月31日(火)16時ー17時
場所:オンライン
内容:アナログ計器のレトロフィットー後付けIoTで自動化する製造現場の苦役の開放
木幡計器製作所の紹介
アナログ計器への後付けIoTディバイス「Salta(R)」の紹介
技術や課題についてのツッコミタイム
来場者からの質疑応答
申込:リバネスIDによる申込フォーム(初回に登録が必要となります)
株式会社木幡計器製作所
代表取締役 木幡巌 氏
創業時からの主力製品であるブルドン管圧力計の製造と併せて、自称”老舗ベンチャー”として、 近年はIoT/DX対応の新製品開発に注力すると共に、医工連携による医療機器参入に挑戦し、 5年の開発期間を経て2018年11月に「呼吸筋力測定器」を医療機器として上市。 同年 4 月には自社工場内にIoT、ライフサイエンス系ベンチャーのためのものづくり支援施設『Garage Taisho 』を開設。 地域活動としては、2015年から大正・港ものづくり事業実行委員会委員長として、地域のものづくりブランド化を推進。 更に少子高齢化の地域課題解決を目指して、2020年からはりびんぐラボ大正・港区を主宰。
株式会社リバネス
関西開発事業本部部長/ものづくり研究センター
藤田大悟
製造開発事業部/ものづくり研究センターの立ち上げを行ったのちに、関西開発事業本部部長に2023年11月に就任。東葛飾高校卒業後、ボーイスカウト富士章取得。東京工業大学ではウイルスの構造を研究し、2007年に修士(工学)を取得。2003年よりリバネスに参画し、教育事業を立ち上げ。教材開発を通じた製造業とのネットワークを活用し、さまざまなベンチャーや大手企業の新しい製造開発を支援している。
本セミナーを通じて、日本のディープテックベンチャーの技術が、国内のさまざまな企業の課題解決につながるようなプロジェクトを生み出す機会にもできればと思います。