【実施報告】ASTRA FOOD PLAN株式会社とともに、富士見市立諏訪小学校にて食育プログラムを行いました

【実施報告】ASTRA FOOD PLAN株式会社とともに、富士見市立諏訪小学校にて食育プログラムを行いました

株式会社リバネス(以下、リバネス)は、埼玉県富士見市立諏訪小学校にて、2024年2月27日(火)にASTRA FOOD PLAN株式会社(以下、ASTRA FOOD PLAN)とともに食育プログラムを実施しました。本プログラムには、小学校5年生約120名が参加しました。プログラム内では、「過熱蒸煎で地球からかくれフードロスをなくそう」というタイトルのもと、「かくれフードロス」削減に向けた食育プログラムとして、科学実験を用いた特別授業を実施しました。なお、本プログラムは、循環型フードサイクル構築を目指す「埼玉 食 のサーキュラーエコノミープロジェクト(※1)」の一環として行われました。当日は規格外農作物や野菜の端材等を過熱蒸煎機で乾燥・粉末化した食品パウダー「ぐるりこ®」を使った、女子栄養大学と富士見市学校給食センターが共同開発した給食が1日限定で提供されました。

【実施概要】
日時:2024年2月27日(火)8:55〜12:35
場所:富士見市立諏訪小学校
対象:小学校5年生 約120名 (3クラス)
タイトル:「過熱蒸煎で地球からかくれフードロスをなくそう」
実施内容:
講義|「かくれフードロス」とは・食品保存の科学
実験|過熱蒸煎の原理について理解しよう
実験|野菜パウダーを比較してみよう 〜過熱蒸煎 vs 熱風乾燥〜
講義|過熱蒸煎機の発明ストーリーと今回の取り組み
ワークショップ|身近に隠れたもったいないを探そう

【当日の様子】
今回は1クラス約40名の学生に対して、1時間のプログラムを合計3回実施しました。食品保存の科学や過熱蒸煎機の発明ストーリーなどの講義、過熱蒸煎の原理を理解するための過熱水蒸気の発生や野菜パウダーの比較という2つの実験、身近に隠れたもったいないを探そうというテーマでのワークショップを通じ、食と環境の繋がりについて関心を持ってもらい、フードロスやかくれフードロス削減に向けたアクションを起こすきっかけ作りとして実施しました。参加した生徒達からは、「過熱水蒸気を使うと、5-10秒という速さで食べ物が乾燥できることに驚いた」「身近に隠れたもったいないが意外と存在することに気がついた」という声がきかれ、フードロスやかくれフードロスを始めとする社会課題への関心から、それを解決するためのテクノロジーへの理解まで促すことができました。プログラム終了後には、「ぐるりこ®」を使用した給食を囲みながら参加生徒との懇親を行い、研究の面白さについても共有し、研究者について知る機会が生まれました。

リバネススタッフによる講義

実験「野菜パウダーを比較してみよう 〜過熱蒸煎 vs 熱風乾燥〜」の様子

実験「過熱蒸煎の原理について理解しよう」の様子

ASTRA FOOD PLAN 代表 加納氏による講義

リバネスでは、最先端の科学やものづくりのアイデアを用いた実験教室を様々な学校や学年を対象に実施しております。出張訪問型の他、オンラインを活用した企画開発も積極的に実施をしています。ご興味をお持ちの方は下記問い合わせ先までご連絡ください。

参考|ASTRA FOOD PLANからのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000099210.html

(※1)「埼玉 食のサーキュラーエコノミープロジェクト」とは
埼玉県内でこれまで廃棄されてきた規格外農作物や、食品工場で発生する野菜端材などを当社の技術によってパウダー化し、埼玉県内の大学、事業者、自治体、商工会と連携して商品化することによって、地域の食の循環型モデルを作る産官学の取り組みです。2023年7月から2024年2月までの期間を予定しています。

▼「埼玉 食のサーキュラーエコノミープロジェクトに関するプレスリリース」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000099210.html

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社リバネス 東京本社(担当:内田・花里)
TEL:03-5227-4198 E-mail:[email protected]