【学会発表】第88回日本心理学会で教育総合研究センターが行ったワクワクに関する研究成果を発表します

【学会発表】第88回日本心理学会で教育総合研究センターが行ったワクワクに関する研究成果を発表します

リバネス教育総合研究センターは、2024年9月6日(金) 13:40 〜 15:20に熊本城ホールで行われる日本心理学会第88回大会にて、「学校現場・研究者・企業が取り組む、「現場を良くする」共同研究の実践」〜熊本高校の探究活動の効果測定とカリキュラム開発における事例とノウハウの紹介という題目でチュートリアル・ワークショップを行います。

教育総合研究センターでは、心理学の研究者、学校の教員と共同で、子ども達の「ワクワク」から生まれる主体的な行動こそが主体的な学びを生み出し、新しい価値を創造できる人材への成長の糸口であるという仮説を立てワクワク研究を行っています。

今回の発表では、同センターが2018年に立ち上げ、いままで2万人以上の生徒のデータを分析し行っている研究成果とその取り組みに関して、アンケートの指標を共同開発し、学校現場でのデータ分析にご協力いただいている東京大学鈴木先生、東京女子大学正木先生、そして2019年からデータ分析、検証に一緒に取り組んでいる熊本県立熊本高等学校の早野教諭と一緒に、3者で取り組む仮説検証のサイクルの重要性を、それぞれの立場から話をします。

社会心理学や教育に関する心理学の知見、あるいはそれらを生むためのメソッドをどのように教育現場の実践に繋げられるか。研究者、教員、それらをつなぐ企業が対等に共同研究に取り組むことが、研究の進展と現場の改善にどのように活きるか。 実際に学校と研究者、またプロジェクト・マネジメントを担う企業が連携した事例をもとにして、それぞれの立場からの気づきやアイディアを紹介し、参加者の方々とも議論します。このセッションを通じて、現場の改善と学術的意義を両立できる研究と実践の進め方の手がかりを見つけ、実際に連携を進める第一歩につなげられるようになることを目指します。

 


発表テーマ:
「学校現場・研究者・企業が取り組む、「現場を良くする」共同研究の実践」
〜熊本高校の探究活動の効果測定とカリキュラム開発における事例とノウハウの紹介


登壇者:
鈴木 啓太(東京大学 人文社会系研究科)
正木 郁太郎(東京女子大学 現代教養学部)
前田 里美(株式会社リバネス 教育総合研究センター)
早野 仁朗(熊本県立熊本高等学校)

 

学会ウェブサイト:
https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jpa2024/presentation/1Room0703-03-01

 

本セッションの内容に興味がある研究者や企業の方、研究に取り組んでみたい学校の方はセッション前にお問い合わせください。会期中(9月6日〜8日)は会場にいますので、個別にディスカッションを希望される方は[email protected]までご連絡ください。

 

本件に関するお問合せ:
株式会社リバネス 教育総合研究センター 担当:前田、塩川
電話:03-5227-4198   メール:[email protected]