サイエンスキャッスル研究費2024 価値共創賞 成果発表会をダイセル品川本社にて実施しました

サイエンスキャッスル研究費2024 価値共創賞 成果発表会をダイセル品川本社にて実施しました

株式会社ダイセルと株式会社リバネスがともに設立している「サイエンスキャッスル研究費2024 価値共創賞」では、「『愛せる未来』につながる、ありとあらゆる研究や開発」をテーマに、価値共創賞を設置しました。たくさんの応募のなかから4チームが採択され、各チームごとに株式会社ダイセルの研究コーチと株式会社リバネスのメンターの伴走のもと、約半年間、研究を進めてきました。

<年間スケジュール>

 2025年2月14日(金)に、東京本社を構えるJR品川イーストビルの会場にて4チームが成果発表会を実施したのでご報告いたします。当日は、採択者によるプレゼンテーションに加えて、株式会社ダイセル研究員とのポスター交流会も実施しました。

<サイエンスキャッスル研究費2024 価値共創賞 採択4チーム>

社長と採択者 研究コーチと採択者
ホウ素ケージド技術による 細胞機能の光制御 

広尾学園高等学校
秋庭 琉衣 

オジギソウの刺激に対する
記憶能のメカニズムの化学的解明 

長野県諏訪清陵高等学校
小松 和滉 

うずらの胚を観察しながら鶏卵殻内で 人工孵化させる方法の検討 

神山まるごと高専
藤原 雪愛 

ヒドラの動き方と明暗周期の関係・また低照度の恒常明下における活動量の推移

長野県諏訪清陵高等学校
佐藤 琢音
片山 悠輝
森川 源太

<ポスター交流会の様子>

 各チームは、当初の予定通りに進まないこともありましたが、臨機応変に検証を進め、半年間で成果を発表するに至りました。また、研究内容をわかりやすく伝えるといった視点でも工夫をしてプレゼンテーションを行いました。

株式会社ダイセル 代表取締役社長 小河 義美様からは、「高校生にこれだけの人材がいることに感激した。グローバルに羽ばたくことなども含めて、様々な機会を獲得していってほしい。ダイセルとしても研究支援の機会を創り、次世代を応援していきたい」という言葉を頂きました。

また、研究コーチとして活動した社員に対し、「我々社員の方こそ、大きな発見や学びの機会をいただいたのではないか」と話されました。

<関連するこれまでのリリース>

<本件に関するお問い合わせ>

株式会社リバネス 花里、濱口 [email protected]