「3Dプリンタの基礎を学ぶ研修会&教員によるカリキュラム発表会」を実施しました

「3Dプリンタの基礎を学ぶ研修会&教員によるカリキュラム発表会」を実施しました

ニッポー株式会社と株式会社リバネスは、2025年3月16日(日)に、中学校、高等学校の教職員、教育関係者、3Dプリンタに興味のある小中高生を対象とした「3Dプリンタの基礎を学ぶ教員研修会及びカリキュラム発表会」を開催いたしました。本研修会では、参加者が3Dプリンタの仕組みを学ぶ基礎講義から3DCADを用いた設計、出力までの一連の流れを体験しました。

当日の様子

第1部では、3Dプリンタの基礎講義、設計体験、出力体験を行い、参加者は直径2cmのはんこの設計・出力体験を通じて、3Dプリンタの基本的な操作を学びました。制作したはんこは当日お持ち帰りいただきました。

どこまで小さい文字が入れられるか挑戦した「餃子」はんこ
画数の多い「愛」のはんこ

第2部では、3Dプリンタ初心者だった教員3名が、3Dプリンタを活用した新しいカリキュラム作成に挑戦した内容を発表しました。
・群馬県立前橋東高等学校 青木尚之先生
授業の補助教材、部活動での活用(部活 モデルロケット × 3Dプリンタ)
・開智中学・高等学校 三原忠先生
探究授業での活用(伝統工芸 × 3Dプリンタ、国際交流 × 3Dプリンタ)
・箕面自由学園中学校 中岡雅樹先生
技術授業での活用(技術 製図の単元 × 3Dプリンタ)
カリキュラム発表後には教員交流会を実施し、カリキュラム発表者との質問や相談の機会を設けました。

群馬県立前橋東高等学校 青木先生
開智中学・高等学校 三原先生
箕面自由学園中学校 中岡先生
参加者の声

・他の学校の教員や小学生など多くの年代の方がいらっしゃっていたため、とても学びのある会だったように思います。
・作業に報告会に交流まで、とても良い会でした。ありがとうございました。
・事例報告もあり、とても有意義だと思いました。
・触れたことがない分野を学ぶことができ、より興味を持ちました。

本プログラムは、日本のものづくり教育を盛り上げることを目的として開催され、3Dプリンタの教育現場での活用方法について、参加者同士でも情報交換を行う良い機会となりました。ニッポー株式会社と株式会社リバネスは、今後も3Dプリンタを通して教育現場に寄り添ってまいります。

お知らせ

なお、2025年3月22日(土)に行われるサイエンスキャッスル ジャパン2025にも、教育開発フェローの方の中岡先生をお迎えした、3Dプリンタの教員向け特別企画を実施いたします!ご興味のある方はぜひ奮ってご参加ください。

<サイエンスキャッスル ジャパン2025>
日時:2025年3月22日(土)9:30~18:00(特別企画は16:00-17:00を予定)
会場:関西大学 千里山キャンパス(第3学舎 ソシオAVホール、第4学舎3号館)
特別企画タイトル:3Dプリンタを授業で使おう!〜先輩教員のノウハウ大公開〜

問い合わせ先
株式会社リバネス 教育開発事業部
担当:濱田、河嶋、藤田
TEL:03-5227-4198
MAIL:[email protected]