リバネス藤田大悟が国際交流イベント「日本語で Meet the PCST! 〜日本の科学コミュニケーションを世界へ〜」に登壇

2025年11月10日、株式会社リバネス 製造開発事業部の藤田大悟が、日本科学コミュニケーション協会(The Science Communication Society of Japan)主催の国際交流イベント「日本語で Meet the PCST! 〜日本の科学コミュニケーションを世界へ〜」に登壇しました。

東京大学 伊藤国際学術研究センターにて開催された
本イベントでは、科学技術を社会に伝え、つなぐための新たなアプローチや、国際的な科学コミュニケーションの潮流について議論が行われました。コメンテーターとして、以下の6名の国際的研究者が参加し、各国の視点から活発な意見交換が行われました。
・Fabien Medvecky(オーストラリア国立大学)
・Massimiano Bucchi(トレント大学)
・Anne Dijkstra(トゥウェンテ大学)
・Ayelet Baram-Tsabari(イスラエル工科大学)
・Sook-kyoung CHO(韓国エネルギー技術研究所)
・Jinwoong SONG(ソウル国立大学)

藤田は、リバネスが提唱する 「サイエンスブリッジコミュニケーション(Science Bridge Communication)」 の概念をもとに、科学技術を社会・異分野・産業へ橋渡しし、持続可能な事業として展開する仕組みについて講演しました。
創業当初からの取り組みである「宇宙教育プロジェクト」や、次世代研究者を育成する中高生向け学会「サイエンスキャッスル」などの事例を交えながら、科学教育・研究・人材育成・創業応援を一貫して行うリバネスの知識製造業(Knowledge Manufacturing)について紹介しました。
また、質疑応答ではJinwoong SONG教授(ソウル国立大学)から、AIやYouTubeなど新しいテクノロジーの影響について問われ、「AIが発展しても、人と人とが科学を通じて共感し、社会課題の解決に向けて動くためには“ブリッジ・コミュニケーション”が不可欠である」と述べました。
リバネスは今後も、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念の実現に向けて、科学と社会をつなぐ活動を国内外で推進してまいります。
