大阪本社の発展的解消および「エリア制」への移行について

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役グループCEO:丸 幸弘)は、2026年3月をもって大阪本社を発展的に解消し、日本全体を「面」で捉える新たな事業体制「エリア制」へ移行することをお知らせいたします。
2026年度は、東北・東海・関西・九州の4エリアを重点領域として設定し、各エリアに専門チームを配置します。また、ヘッドクォーター機能は「Greater Tokyo」として東京本社に集約し、各エリアとの連携を強化します。
リバネスではこれまで、地域テックプランターをはじめとする取り組みを通じて、東北・関西といった広域と、複数の県単位を組み合わせた全国規模でのプラットフォームを構築してまいりました。こうした実践により、都道府県を横断する「面」での連携の有効性が明らかになったことを踏まえ、今回の体制移行に至りました。
なお、本体制は従来の都道府県単位での活動を縮小・廃止するものではありません。各エリアにおいては、これまで同様に地域ごとの特性や課題に応じたきめ細かな活動を継続しつつ、エリア横断での連携を強化することで、より大きな価値創出を実現してまいります。
<2026年度の注力エリア>
●東北エリア 6県(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島)
●東海エリア 4県(静岡、愛知、岐阜、三重)
●関西エリア 5府県(滋賀、京都、奈良、大阪、兵庫)
●九州エリア 5県(山口、福岡、佐賀、熊本、鹿児島)
※ ヘッドクォーター機能は「Greater Tokyo」として東京本社に集約します。

<2026年度の地域テックプランター12>
■ 広域型(4)
東海テックプランター:2026年7月4日
東北テックプランター:2026年11月7日
九州テックプランター:2026年11月14日
関西テックプランター:2026年11月21日
■ 県単位(8)
群馬テックプランター:2026年7月11日
滋賀テックプランター:2026年7月18日
茨城テックプランター:2026年7月25日
石川テックプランター:2026年11月28日
静岡テックプランター:2027年2月6日
栃木テックプランター:2027年2月13日
広島テックプランター:2027年2月20日
岡山テックプランター:2027年2月27日
詳細はこちら:https://techplanter.lne.st/japan_local/
■背景と目的
リバネスではこれまで、東京本社と大阪本社の2拠点を軸とした「2本社体制」を採用し、都道府県単位での取り組みを推進してまいりました。大阪本社は、西日本における活動の中心拠点として、地域の大学・研究機関・企業とのネットワーク構築において重要な役割を担ってきました。
一方で、地域課題の高度化や研究開発の複雑化が進む中、知識を生み出し社会実装へとつなげるためには、従来の県単位での活動を超え、広域で連携するネットワークの構築が不可欠となっています。
リバネスにおいても、関西テックプランターをはじめとする取り組みを通じて、関西一円を横断する「面」での連携が成果を生み始めており、エリア単位で活動を設計する必要性が高まってきました。
こうした背景を踏まえ、大阪本社という物理的拠点の枠組みを発展的に解消し、日本国内を複数の重点エリアに区分する「エリア制」を導入いたします。各エリアには専門チームを配置し、地域に深く入り込みながら、広域ネットワークを活用した知識製造業を推進する体制を構築してまいります。
■関西拠点のこれまでの歩み
リバネスは2003年12月に関西での活動を開始し、2006年には南森町に大阪事業所を開設、西日本における知識製造業の拠点づくりを本格化させました。その後、堺筋本町、北浜へと拠点を移しながら活動領域を拡大し、2018年には弁天町に大阪本社を設立。西日本全域における事業開発・研究支援・スタートアップ創出の中核拠点としての体制を整えてきました。
2012年には、中高生のための学会「サイエンスキャッスル」を関西で初開催し、次世代研究者が研究成果を発表する場を通じて、中高生が研究するという文化を日本全国に浸透させてきました。また、研究シーズの社会実装を加速する取り組みとして2019年に「大阪テックプランター」を開始しました。本取り組みでは、関西圏の技術シーズの発掘・育成に加え、海外スタートアップを大阪に呼び込み、大企業や町工場との連携を通じて事業化を支援する「インバウンドグローバライゼーション」を推進してきました。
2020年には、神戸医療産業都市内に設立された、ライフサイエンス系スタートアップを対象としたインキュベーション施設「スタートアップ・クリエイティブラボ(SCL)」の運営を開始。研究者や起業家が挑戦できる実験・試作環境を整備し、研究開発型スタートアップの創出と成長支援を推進してきました。
さらに2023年には、これらの取り組みを関西5府県(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山)へと拡張した「関西テックプランター」を開始し、広域での研究シーズ発掘と事業化支援の推進により、関西一円を「面」として捉えたエコシステム形成が本格化しました。
2025年12月には、第2回大阪テックプランターのファイナリストである株式会社フツパーが、地域テックプランター初の株式上場を実現しました。
※参考リリース
https://hutzper.com/news/n201121/
https://c.lne.st/release/251224_lchutzper/
このように関西拠点では、単一の都市や拠点にとどまらず、関西一円を横断する「面」での活動へと段階的に進化しながら、地域の研究・産業・人材をつなぐネットワークを構築してきました。
大阪本社は単なる拠点ではなく、関西の大学・企業・行政とともに挑戦を重ねてきた知識創造の場として、西日本全域における事業開発・研究支援・スタートアップ創出を牽引してきました。
■今後の展開
今回の体制移行は、これまでの歩みを終えるものではなく、関西で培ってきたネットワークと実践知を基盤に、エリア制のもとで関西エリアチームがより活動を深化させ、地域エコシステムの形成をさらに加速してまいります。
リバネスは今後も、日本各地を「面」として捉えた知識製造を推進し、地域から世界へと価値を創出する取り組みを強化してまいります。
<本件に関するお問合せ>
株式会社リバネス (担当:松原)
TEL:03-5227-4198 MAIL:[email protected]
