「構想」を「行動」へ。IDEA BANK Entre-Cross Program 第1回ゼミを開催

「構想」を「行動」へ。IDEA BANK Entre-Cross Program 第1回ゼミを開催

株式会社リバネス、京都中央信用金庫、MUIC Kansaiは、2026年8月19日(水)、若手アントレプレナー育成プログラム「IDEA BANK Entre-Cross Program」の第1回ゼミ(キックオフ)を開催しました。

本プログラムでは、関西圏の大学生・大学院生等から選ばれた10名が、自身の研究や技術、アイデア、原体験、問題意識など、それぞれ異なる出発点から社会課題の解決に向けた構想を磨き、実際の行動へ移していきます。

第1回ゼミでは、先輩アントレプレナーによる講演や、ゼミ生10名によるプレゼンテーションを実施。それぞれが「何をやりたいか」だけでなく、「なぜ自分がそれに取り組みたいのか」を言葉にし、ゼミ長である弊社代表取締役社長 COO 井上浄からのフィードバックを受けてこれから約3カ月間にわたって行動を重ねていくためのスタートを切りました。

そして次の実践の場として、9月5日(土)に開催する「超異分野学会 大阪2026」にゼミ生10名全員が参加し、ポスター発表を行います。

 

参考:リバネス、京都中央信用金庫・MUIC Kansaiと「IDEA BANK Entre-Cross Program」を始動、 社会課題解決に挑む大学生・大学院生10名を採択

 

 

 

「何をやりたいか」だけでなく、「なぜやりたいか」を伝える

第1回ゼミでは、京都中央信用金庫、MUIC Kansai、リバネスからゼミ生へのメッセージを送り、プログラムがスタートしました。

先輩アントレプレナー講演では、株式会社バイオーム 代表取締役の藤木庄五郎氏が登壇。研究成果を社会に届ける過程で直面した課題や、既存の手段にとらわれず事業という形で解決に挑んできた経験を紹介いただき、ゼミ生にとって自身の構想を社会へ動かす方法を考える機会となりました。

その後、10名のゼミ生がそれぞれ3分間のプレゼンテーションを行いました。今回重視したのは、完成された事業計画や研究成果を発表することではありません。「何をやりたいか」だけでなく、「なぜ自分がそれをやりたいのか」。研究活動から生まれた着想、身近な社会課題への問題意識、自身の経験から生まれたアイデアなど、それぞれの構想とその背景を互いに共有することで、それぞれの挑戦を知り、これからともに行動する仲間としての関係づくりをスタートしました。

プレゼンテーション後にはゼミ長からフィードバックを行い、次回までにどのようなアクションを起こすのかを考えました。

 

ゼミは「構想」を「行動」に変える場所

IDEA BANK Entre-Cross Programのゼミでは、それぞれが持ち込んだ構想を具体的な行動へ移していくことを重視しています。企業や研究者に会いに行く。現場の当事者に話を聞く。試作品をつくる。仮説を検証する。自分の考えを人に伝え、仲間を増やす。取り組むテーマも、その出発点も、必要となるアクションも一人ひとり異なります。

最初から必要な知識や人脈がすべて揃っている必要はありません。まず動き、出会った人からフィードバックを受け、新たな知識や仲間を得ながら次の行動につなげていく。その試行錯誤を繰り返す場として、全4回のゼミを実施します。

 

次の実践の場は「超異分野学会 大阪2026」

第1回ゼミから約2週間後となる2026年9月5日(土)、ゼミ生10名はリバネスが主催する「超異分野学会 大阪2026」に参加し、それぞれのテーマについてポスター発表を行います。

超異分野学会は、研究者、大企業、町工場、ベンチャーなど、分野や業種の違いにとらわれず、議論を通じて互いの知識や技術を融合させ、新たな研究テーマや社会課題を捉え、ともに研究を推進する場です。大阪2026では9つのセッションを通じ、境界を越えて知識を集めるコミュニケーションを加速させ、新しい問いやプロジェクトを生み出し、産業と社会を動かす実践知へ転換することを目指しています。

ゼミ生にとっても、これは単に自身のテーマを発表するだけの機会ではありません。自分の構想をまだ知らない人に伝え、意見をもらい、次の行動につながる人や知識と出会うための実践の場です。当日は11:00から「ポスター&ブース コアタイム」が設けられ、ゼミ生もそれぞれのポスターの前に立って来場者との対話に臨みます。

 

IDEA BANK Entre-Cross Program ゼミ生 発表一覧

ポスター番号

氏名

所属

演題タイトル

P-003

新田 紗也

京都大学

副産物から価値ある資源へ ― 米ぬかの安定保存化に向けた合成生物学的アプローチ

P-004

岡本 陽

京都大学

家庭用3Dプリンターでタンパク質模型を普及する

P-005

吉田 依未

京都大学

認知症に対する治療法の見直し

P-006

石原 空

滋賀大学

伝統技術「柿渋染め」で紙マルチを作成し、畑からプラスチックをなくす

P-007

廣瀬 大悟

滋賀医科大学

塗り薬治療における家庭と医療の間の空白を埋めるシステム「NURIMAP」の開発

P-008

松山 峻大

滋賀医科大学

認知症の当事者と家族の意思疎通支援システムの開発

P-009

久保 理央

京都大学大学院

細胞はどこまで目覚めたか?―画像から再起動段階を判定する技術の開発―

P-010

高瀬 蒼生

大阪大学大学院

AI創薬データ基盤で研究者の創薬を支援する

P-011

小山 奈津季

滋賀県立大学

蛍光増強技術による高精度・低コスト医療検査の実現

P-012

安間 應公

京都大学

がん微小環境を再構築した腫瘍モデルにおける浸潤動態の解析

※各発表の詳細は「超異分野学会 大阪2026」オンライン要旨集に掲載されています。

 

ぜひ、ゼミ生に会いに来てください!

アイデアや構想を社会へ動かしていくためには、一人で考え続けるだけではなく、自分とは異なる知識や経験を持つ人との対話が欠かせません。

「そのアイデアなら、こんな方法もあるのでは?」
「その課題について、こんな人を知っている」
「一緒に試してみたい」
「自分たちの会社・研究室でも協力できるかもしれない」

そんな一言が、ゼミ生の次の行動を生み出すきっかけになるかもしれません。超異分野学会には、アカデミア、ベンチャー、大企業、中堅・中小企業、町工場、自治体、中高生など、多様な立場の人が集まります。そこで生まれる偶発的な出会いや対話を、ゼミ生自身が次の一歩へとつなげていきます。

ぜひ会場でポスターを訪れ、10名のゼミ生に声をかけてください。

 

 

超異分野学会 大阪2026 開催概要

日時: 2026年9月5日(土)9:30〜19:00
会場: ATCホール 会議室(大阪府大阪市住之江区南港北2丁目1-10 O’s南6階)
主催: 株式会社リバネス
参加対象者: アカデミア、ベンチャー、大企業、中堅・中小企業、町工場、自治体、中学・高校生など
参加費: 大学等研究機関所属の研究者、学生、教育関係者、中高生は無料。企業・行政機関の方は5万円/名(税・手数料別)
ポスター&ブース コアタイム: 11:00〜

超異分野学会 大阪2026 ※大会詳細、参加申込はWEBサイトをご参照ください
https://hic.lne.st/schedule/osaka2026/

オンライン要旨集
https://abstracts.lne.st/a4nRB000000l3aLYAQ

※オンライン要旨集の閲覧にはリバネスIDへのログインが必要です。演題一覧はリバネスIDをお持ちの方が閲覧でき、詳細要旨の閲覧には「超異分野学会 大阪2026」の演題登録または聴講登録が必要です。

 

IDEA BANK Entre-Cross Programでは、今後もゼミや実践機会を通じて、一人ひとりが異なる出発点から、多様な人との出会いを生かして自らの構想を磨き、具体的な行動へ移していくことを後押ししていきます。