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リバネス、京都中央信用金庫・MUIC Kansaiと「IDEA BANK Entre-Cross Program」を始動、 社会課題解決に挑む大学生・大学院生10名を採択

リバネス、京都中央信用金庫・MUIC Kansaiと「IDEA BANK Entre-Cross Program」を始動、  社会課題解決に挑む大学生・大学院生10名を採択

株式会社リバネスは、京都中央信用金庫、一般社団法人関西イノベーションセンター(MUIC Kansai)と共に、社会課題の解決に挑む大学生・大学院生・高専生を対象とした若手アントレプレナー育成プログラム「IDEA BANK Entre-Cross Program」を開始しました。

本プログラムは、学生ら若手人材が「自分のやりたいこと」を起点に、社会の中で行動し、試行錯誤を重ねながらアントレプレナーシップを磨く実践型プログラムです。京都中央信用金庫が2026年8月3日に開設した共創施設「KYOTO CENTCROSS」を活動拠点に、3者のネットワークと知見を掛け合わせ、参加者の構想から仮説検証、社会での実践までを約4か月間にわたり伴走支援します。2026年度は、関西圏から10名の大学生・大学院生を採択し、医療、創薬、農業、教育、地域課題など多様な分野で、企業や地域、専門家との接点を持ちながら、自らの研究、技術、アイデア、問題意識を具体的な行動へと変えていきます。

これに伴い、8月6日にKYOTO CENTCROSSにて記者発表を行いました。

 

(写真左から) MUIC Kansai 専務理事 撰 裕宜 氏 、京都中央信用金庫 理事長 植村 幸弘 氏、 株式会社リバネス 代表取締役社長 CCO 井上 浄

 

アイデアを社会で実践する過程でアントレプレナーシップを育む

「IDEA BANK」は、2025年度に京都中央信用金庫がスタートした、京都府や各大学と連携し、次代を担う起業家の育成及びアントレプレナーシップの醸成を図る学生プログラムです。学生が企業の課題に向き合い、伝統産業や食など京都らしいテーマについて解決策を考える実践の場を設け、多くの学生からアイデアが集まりました。その一方で、学生の発想を提案にとどめず、実際の行動やプロジェクトへと発展させ、その中でアントレプレナーシップを育むためには、アイデアを実践へ移す機会と継続的な伴走支援が必要であるという課題が見えてきました。

リバネスは、これまで、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」に資する社会実験的な活動を構想し、実現していく強い意思を持っている学生に対し、共に挑戦する仲間・メンターと出会う場を設け、互いに切磋琢磨し、夢を語らう機会と資金を提供するリバネス奨学金の取り組みを通じて、延べ79名の学生アントレプレナーを育成してきました。この知見を活かし、京都中央信用金庫、MUIC Kansaiとともに「IDEA BANK Entre-Cross Program」を立ち上げます。本プログラムでは、学生一人ひとりが企業や地域、研究者との対話を通じてアイデアを磨き、実践を重ねることで、社会課題の解決に向けて主体的に行動する次代のアントレプレナーを育成していきます。

 

IDEA BANK Entre-Cross Program とは

本プログラムは、社会課題の解決に資するアイデアや活動を構想し、実行していく意思を持つ大学生・大学院生・高等専門学校生を対象とした「社会課題の解決に取り組む若手人材育成プログラム」です。全4回のゼミや、リバネスが主催する「超異分野学会 大阪2026」でのポスター発表、成果発表会などを通じて、研究や技術、アイデア、問題意識を社会との接点の中で実践へと移す機会を提供します。採択者には活動費10万円を支援し、ヒアリングや現地調査、試作、実証など、それぞれの構想に応じた仮説検証に取り組んでもらいます。

また、地域金融機関、イノベーション拠点、知識プラットフォームという異なる役割を持つ主宰3者が連携し、学生たちの行動を支えます。京都中央信用金庫は地域企業や行政との接点を、MUIC Kansaiは社会課題や実証フィールドとの接点を、リバネスは研究者、ベンチャー、企業をつなぐ知識プラットフォームを提供します。また、京都中央信用金庫が京都駅八条口近くに開設した新たな共創施設「KYOTO CENTCROSS」を活動拠点とし、採択者と企業、大学、自治体、研究者、先輩アントレプレナーなど、多様な人々との交流・連携を生み出します。

 

2026年度は、厳正なる審査を経て、以下の10名を採択しました。

採択者10名(五十音順)

氏名 所属
石原 空 滋賀大学
岡本 陽 京都大学
久保 理央 京都大学大学院
小山 奈津季 滋賀県立大学
高瀬 蒼生 大阪大学大学院
新田 紗也 京都大学
廣瀬 大悟 滋賀医科大学
松山 峻大 滋賀医科大学
安間 應公 京都大学大学院
吉田 依未 京都大学

 

プログラムの核は、全4回のゼミ

本プログラムの核となるのは、株式会社リバネス代表取締役社長 CCOの井上 浄がゼミ長を務める、全4回のゼミです。採択者同士が挑戦を共有するとともに、企業、研究者、地域の関係者、先輩アントレプレナーとの対話を通じて、構想の具体化と仮説検証を進めます。一度きりの発表や助言で終わらず、採択者が行動と振り返りを重ね、次の一歩へ進むための継続的な伴走支援を提供します。「誰のどのような課題を解決したいのか」「次に誰と会い、何を確かめるのか」を問いながら、具体的な行動を後押しします。

 

ゼミ長プロフィール

井上 浄 株式会社リバネス 代表取締役社長 CCO 井上 浄

博士(薬学)、薬剤師。2002年、大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。博士課程を修了後、北里大学理学部助教および講師、京都大学大学院医学研究科助教、慶應義塾大学特任准教授を経て、2018年より熊本大学薬学部先端薬学教授、慶應義塾大学薬学部客員教授に就任・兼務。研究開発を行いながら、大学・研究機関との共同研究事業の立ち上げや研究所設立の支援等に携わる研究者でありアントレプレナー。

北里大学薬学部客員教授、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部客員教授、経済産業省産業構造審議会委員、文部科学省技術専門審査員、JST START-大学推進型およびスタートアップエコシステム形成支援委員会委員等を務めるとともに、多くのベンチャー企業の立ち上げにも携わり顧問を務める。

 

実施スケジュール

日程 内容
2026年8月19日(水) 第1回ゼミ・キックオフ
2026年9月4日(金) 第2回ゼミ
2026年9月5日(土) 超異分野学会 大阪2026でのポスター発表
2026年10月2日(金) 第3回ゼミ
2026年10月22日(木) 第4回ゼミ
2026年11月20日(金) 成果発表会

 

京都のエコシステムを、挑戦者が育ち続ける仕組みへ

京都には、多様な大学や研究機関、研究開発型企業、地域に根差した金融機関、そして研究成果や問題意識を社会へつないできた先輩アントレプレナーが集積しています。本プログラムが目指すのは、4か月間で全員を起業家にすることではありません。自ら問いを立て、人に会い、試し、フィードバックを受け、次の行動を起こす。その経験を通じて、一人ひとりがアントレプレナーシップを身につけることを目指します。

こうした若者が京都・関西に増えることで、自ら起業するだけでなく、大学の研究者や企業、地域のプロジェクトに参画し、研究成果やアイデアを社会へつなぐ担い手となることも期待しています。将来的には、大学の研究成果を社会へ送り出す創業チームや、新たな事業を動かすチームの形成にもつながる可能性があります。京都中央信用金庫、MUIC Kansai、リバネスは、プログラム終了後もそれぞれが持つネットワークや支援の仕組みを生かし、参加者が行動を続けられる環境づくりに取り組みます。

未来の産業は、一人の若者が「やってみたい」と考え、小さな行動を起こすところから始まります。本プログラムを通じて、京都・関西から、自ら動き、多様な人を巻き込みながら挑戦を続ける次代のアントレプレナーを育成してまいります。

 

3者のコメント

京都中央信用金庫 理事長 植村 幸弘 氏

学生と地域社会との接点を深めることで、学生の発想が地域企業の新たな気づきやイノベーションにつながることを期待しています。KYOTO CENTCROSSを舞台に、大学、企業、自治体など多様な皆さまとともに、京都の未来を担う人材を育てていきます。

MUIC Kansai 専務理事 撰 裕宜 氏

優れた研究やアイデアも、社会に届かなければ変化は生まれません。京都中央信用金庫、リバネス、MUIC Kansaiがそれぞれの強みをつなぎ、学生が企業や自治体と交わりながら実践へ踏み出す、関西発の新たな人材育成モデルをつくっていきます。

株式会社リバネス 代表取締役社長 CCO 井上 浄

若者が構想を行動に変え、仮説検証を重ねながら自ら前へ進める環境をつくりたいと考えています。まずは京都で毎年10名ほどの挑戦者を育て、この取り組みを10年続け、100名のアントレプレナーが京都・関西から活躍する未来を目指します。

 

 

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社リバネス
担当:仲栄真
MAIL:[email protected]
TEL: 03-5227-4198