11月14日第2回教室を行いました

11月14日第2回教室を行いました

「多糖バイオマスの酵素分解を促進する因子の解析」に取り組んでいる一関工業高等専門学校で、第2回の教室を実施いたしました。

今回は、「研究を社会に活かすには?」というテーマで、「産学連携」と「研究の出口」という講義を行いました。

冒頭はプロジェクトの概要をおさらいし、第1回の教室の内容も復習しました。

 

まずは、前回から今回までの間の研究の進捗を発表いただきました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

みなさん、卒業研究の発表が近いということもあり、それぞれの研究をしっかりと発表できていました。

突っ込んだ質問などには回答に窮する場面もありましたが、卒業研究発表の本番を前に良い練習にもなったようです。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

中川先生からは、前回の教室でアイ・エム・ティーの野原さんから託されたエビ殻を用いての検討について報告がありました。

コンバージミルを使った粉砕は一関高専ならではです。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

講義では、研究の出口をつくる一つの例として「産学連携」を取り上げ、研究者側にも企業の側にもメリットのある形とは何か仮想企業を対象に考えてました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

スタッフが企業の代表者に扮し、連携を希望する仮想企業としてさまざまな連携のポイントをふまえた企業紹介をしました。

それぞれの企業の特徴にあわせていろいろな連携の形があるということがイメージできたと思います。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

企業講演では、協和発酵バイオ株式会社ヘルスケア商品開発センター学術研究企画室の中川智さんにお話を伺いました。

協和発酵バイオ株式会社の成り立ち、理念や事業内容を紹介いただき、積極的に新しい技術を導入する研究開発技術主導型の企業であることや、中川さんが立ち上げに取り組んだバイオインフォマティクスのベンチャー企業、ザナジェンについても、その経験を踏まえたお話を伺いました。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

最後は、みなさんそろっての記念撮影で教室を終了しました。

次は、協和発酵キリンの東京リサーチパークでの研究発表です。