くさのみち
環境問題の本というと難しい印象がありますが、ページをめくって目に飛び込んでくるのは、かわいい動物のイラストたち。今、これらの動物たちが暮らす「草地」が、日本から姿を消しつつあります。草地の減少を止めるために必要なことは何か。その答えを探して「くさのみち」を歩くうちに見えてきたものは、「草地」と私たち「人」との関わり合い。草を使い、手を入れる人がいなければ草地は消えてしまうのです。人がいなくなった方が、環境にいいんじゃないの?そう考えていた皆さんに贈る、明日がちょっと楽しくなる絵本です。これから、環境問題とどうやって向きあっていこう。今までとは少し違った視点で考えてみませんか。