【岡山】3/23（土）高校生向けの研究セミナーを岡山リサーチパークインキュベーションセンターと実施しました

リバネスと岡山リサーチパークインキュベーションセンター（ORIC）は、高校生を対象とした研究セミナーを3/23（土）に中国銀行岡山駅前支店にて開催しました。

当日は県内の8つの中学校・高校から中学生2年生〜高校生2年生までの25名が参加しました。また、数名の教員の方にも見学していただきました。

本セミナーは、岡山県内の高校生を対象として、研究を促進するための考え方を知るワークショップやORIC入居ベンチャーの研究者による講演を通して、科学技術への関心を高め、研究への興味を抱くきっかけを提供するほか、ORICの取り組みを知ってもらうことを目的としたものです。また、身近なアントレプレナーの姿を中高生に目の当たりにしてもらうことで、次世代のアントレプレナーシップ育成にも寄与することを目指しました。

セミナーの冒頭では、ORICの佐藤隆志センター長よりORICについて紹介し、岡山県の研究や知識が集まる場所であることを中高生に伝えました。

第一部では、研究アイデアワークショップを行いました。この日参加してくれた生徒たちからは、、まだ研究をしていたことがないという声が多く聞かれました。研究を始めよう！といわれてもどうしていいかわからない、という意見もよく耳にします。そこで、自分の好きなことを見直し、その好きなことついて特徴や課題を整理して、これらを掛け合わせて研究テーマを考えてみるというワークショップを行いました。

第二部では、就実大学薬学部の森山圭准教授、株式会社ナノ・キューブ・ジャパンの中崎義晃氏より講演をいただきました。お二人はともに、中国銀行・リバネスが主催した岡山テックプラングランプリのファイナリストです。

森山氏は、小さいころから化学が好きで高校生時代に薬学を進路を選び、様々な分野の研究を行ったことが今の自身の研究に生かされていることをもとに「広く学ぶことはいずれ自分の武器になる。分岐点に答えはないので、いろんなことにまずは挑戦してほしい！」というメッセージをお話しくださいました。

中崎氏は、自身のシングル・ナノ粒子をつくる技術や、ご自身の起業の経験から見えてきたことをご紹介くださいました。研究成果を社会実装するためには、事前の準備とリーダーシップが必要であると語ってくださいました。

講演が終わったあとの質疑応答だけでなく、ブース展示においても中高生が積極的に質問をする姿が見られました。

今後もリバネスとORICは、岡山から世界を変えよう！と研究している研究者、ベンチャーのみならず、未来の研究者となる中高生を応援してまいります。

 

新聞掲載記事

4月24日　山陽新聞　高校生「研究」生かし起業に関心　岡山のイベントに３０人参加

 

【お問合せ先】

岡山リサーチパークインキュベーションセンター（担当：森川）

〒701-1221　岡山県岡山市北区芳賀5303　　

TEL：086-286-9116　FAX：086-286-9117

株式会社リバネス大阪本社（担当：瀬野、福田）

〒552-0007　大阪府大阪市港区弁天1-2-1 大阪ベイタワーオフィス6階　

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