第23期のご挨拶 ー 株式会社リバネス 代表取締役 グループCEO 丸幸弘

第23期のご挨拶 ー 株式会社リバネス 代表取締役 グループCEO 丸幸弘

実験と観察を繰り返し、チャンスを掴む

リバネスの第22期(2023年5月1日-2024年4月30日)は、2023年5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことも相まって、ASEAN友好50周年を皮切りに日本の7事業部とシンガポール、マレーシア、フィリピンの各国子会社で活動する35名のローカルメンバーが有機的につながり始めました。

そして、2024年4月12日には、「知識製造業の新時代」の到来に備え、日本の99.7%を占める地域中堅・中小企業とともに世界の課題を解決するべく、日本初の全国知識製造業会議を開催しました。この取り組みは、イノベーティブな組織へと変革を遂げた岡山県の中堅企業であるKOBASHI HOLDINGS小橋正次郎氏、日本のベンチャー企業の雄であるユーグレナ出雲充氏とともに立上げ、これを契機にメガバンクで唯一47都道府県すべてに支店をもつ株式会社みずほ銀行と、日本の地域活性化に向けた連携協定を締結するに至りました。

◼️知識製造業の新時代について
◼️日本初の「全国知識製造業会議」を2024年4月12日に開催
◼️リバネスとみずほ銀行による日本の地域活性化に向けた連携協定の締結について
◼️リバネスとみずほ銀行、中堅・中小企業の支援で提携(日本経済新聞 電子版)
◼️リバネスとみずほ銀行、日本の地域活性化に向けた連携協定を締結(日本経済新聞 電子版)

2024年は、国際情勢の不安定化や紛争、災害などの影響により、様々なことが急速に失われたり、新たに始まったりする動きのある1年になると予想されます。その中で我々は、AIやテクノロジーを開発・駆使しながらネットワークやしくみをつくり、しっかりと世の中を観察してチャンスを掴むことができれば、今後の日本および世界の課題を解決するエンジンになれると確信しています。

例えば、2024年4月19日に発表した「リバネス・レジリエンス・プロジェクト」は、能登半島地震が発生した瞬間に社員が声をあげ、TECH PLANTERの中で共に成長してきたディープテックベンチャーとリバネスのネットワークである大企業や中堅企業が一体となって、自然災害大国である日本の課題に対するプロジェクトを立ち上げたのです。
まさに、速やかに流れを掴んだ事例といえます。

◼️リバネス・レジリエンス・プロジェクトを始動
◼️被災地支援に新興企業の技術 平時から備え「回復力」向上(日本経済新聞 電子版)

「地球上で最も効果的な知識製造業を行う企業群になる」をミッションに掲げてきたリバネスグループには、十分にその力が備わってきました。

今後、リバネスグループは、世界を変えるために、知識製造業のもといち早く潜在的な課題を掘り起こし、それらを顕在化してプロジェクトを組成することで、地球上の未解決の課題にアプローチしていきます。

第23期もリバネスグループをどうぞよろしくお願いいたします。

2024年7月1日
株式会社リバネス
代表取締役 グループCEO 丸 幸弘