種、宇宙へ。
宇宙ステーション「きぼう」を活用した「宇宙教育プロジェクト」始動!
宇宙教育プロジェクトとは
宇宙航空研究開発機構(JAXA)国際宇宙ステーション「きぼう」の有償利用の公募に、「COSMOFLOWER 2008」(教育・文化事業)が採択され、リバネスの教育事業の一環として「宇宙教育プロジェクト」を実施します。本プロジェクトは、植物の種子を「きぼう」に打ち上げ、保管後、回収し、日本全国の公募された中学校・高等学校等の教育プログラムで活用されます。
今回のミッション
2008 年10 月、アメリカのケネディー宇宙センターから、植物の種子を打ち上げ、「きぼう」に届けるところから始まる宇宙教育プロジェクト。今回使用する種子は、ミヤコグサ(Lotus japonica マメ科)とシロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana アブラナ科)であり、環境応答に関する研究や遺伝子の研究など、日本で特に研究が進んでいる植物です。打ち上げられた種は、宇宙飛行士の管理のもと「きぼう」で保管され、12 月には、若田宇宙飛行士が国際宇宙ステーションへと飛び立ち、このプロジェクトに寄せるメッセージを宇宙から地上の私たちに向けて発信していただきます。
宇宙に行った種子(宇宙種)は2009 年4 月に地球に帰還し、その後、全国数カ所で開催される宇宙種授与式にて教育プログラムに参加する中学校・高等学校に受け渡します。配布後5 月~8月にかけて、参加校に赴いた研究者とともに、参加校の生徒が宇宙種を用いた実験教室を開催し、宇宙種と地球で保管した通常の種との違いを比較することで、宇宙へ飛び立ち、保管された種に起こる変化を子どもたちとともに検証していきます。
そして、2009 年9月12 日(予定)に開催される宇宙教育フォーラムで、各校の実験結果を全国に発信するとともに、この実験教室やフォーラムの様子は、メディアや公式ホームページ等で紹介される予定です。
宇宙教育プロジェクト協力大学募集
今回の宇宙教育プロジェクトを全国で実施するにあたり、教育プログラムに参加する近隣の中学校・高等学校の生徒を集めた宇宙種授与式を開催していただく大学を募集しております。本プロジェクトを通じて多くの人々が宇宙と最先端科学に目を向けるきっかけの提供にご協力いただくとともに、宇宙教育プロジェクト協力大学として、貴大学のPRにご活用ください。