火星探査機キュリオシティのローバーの車輪には、モールス信号が隠されていた!

火星探査機キュリオシティのローバーの車輪には、モールス信号が隠されていた!

NASAの火星探査機キュリオシティが火星に到着してから24日が経ちました。

先日の報告によると、まだそんなに動かしてないみたいですが、着々と準備は進んでいるみたいです。

既に様々なニュースでキュリオシティ(Curiosity)が送ってくる写真を見た人も少なくないのではないでしょうか。こういう形で、ローバーの写真の跡が火星についていることがわかります。

このトラックマークには実は重要な意味があります。

火星の砂の上という悪条件。実は写真がちゃんと機能しているかどうかというのは重要なのです。この車輪によってちゃんとローバーが進んでいるのかを把握する必要がある。そのため、わざわざ分かりやすい跡が着くように車輪を設計し、画像を見れば正常運用されていることが一目瞭然になるように考えてあるのです。

そして、このパターンを見ることで、移動した距離もわかるようになっている。

スリップしていればそれがわかるし、斜面を登ったり、悪路を行くようなときにも、その進捗が目視できるという素晴らしい機能性を持っています。

そして、この車輪に刻まれたパターン。そこにモールス信号が刻まれています。LPJと書かれていますが、これはJPL(NASAのジェット推進研究所)を意味しているとのこと。

パターンなんて同じもの刻んどけばいいじゃないかと思いますが、これにも実は意味があるのです。

画像をみて、色んな判断が出来ると先ほど書きましたが、パターンをバラバラにしておくことで、どれだけ進んだのかが分かりやすいということみたいですね。同じパターンじゃ、画像みても、どれだけ進んできたかわからないから。

車輪一つを取ってみても、いろんな事が考えられて作られているのです。

元の記事はこちら

Rover Leaves Tracks in Morse Code – NASA Jet Propulsion Laboratory

 

 

必見です

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