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リバネス、ユーグレナの宇宙関連を継承し、スペースノーム研究所とともに2027年打ち上げ予定の人工衛星「あおば」で宇宙バイオ実験と次世代教育プロジェクトを開始

リバネス、ユーグレナの宇宙関連を継承し、スペースノーム研究所とともに2027年打ち上げ予定の人工衛星「あおば」で宇宙バイオ実験と次世代教育プロジェクトを開始

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 CCO:井上浄)は、株式会社ユーグレナがこれまで推進してきた宇宙関連事業を承継しました。本承継には、宇宙実験モジュールに関する開発資産、関連契約、知的財産等が含まれます。

リバネスは、これらの資産を活用し、グループ会社である株式会社スペースノーム研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役:藤田大悟)とともに、宇宙バイオ実験および次世代教育プロジェクトを本格的に展開していきます。

本事業は、株式会社ユーグレナ株式会社IDDK等により共同で開発・推進されてきた宇宙バイオ実験プロジェクトを基盤とするものです。今後、株式会社ElevationSpaceが2027年初旬に打ち上げを予定している人工衛星「あおば」に新規の宇宙実験モジュールを搭載し、微小重力環境下における微細藻類「ユーグレナ」の挙動や繁殖の様子を観察するとともに、宇宙環境が生物に与える影響を検証します。

あわせて、研究プロセスそのものを中高生を中心とした次世代と共有し、宇宙実験を題材とした教育・研究プロジェクトとして展開します。リバネスおよびスペースノーム研究所は、本取り組みを通じて、地球上の課題解決と人類の宇宙活動領域の拡張にともに挑む共創パートナー企業を募集します。

宇宙空間での微細藻類「ユーグレナ」培養実験とサンプルリターン

本プロジェクトで活用する新規の宇宙実験モジュールは、限られた宇宙空間での実験を可能にするため、IDDK独自開発の技術であるレンズレス顕微観察などを用いて開発された超小型細胞培養ユニットです。

2027年初旬に打ち上げ予定の人工衛星「あおば」に超小型細胞培養ユニットを搭載し、微小重力環境下における微細藻類「ユーグレナ」の動きや繁殖の様子を観察します。また、宇宙空間で受けた刺激が生物にどのような影響を与えるのかについても検証します。

さらに、本ミッションでは人工衛星からの回収カプセルを用いたサンプルリターンを計画しています。地球に帰還した微細藻類「ユーグレナ」について、遺伝子や成分の変化などを詳細に解析する予定です。

なお、本実験は、株式会社ユーグレナがこれまで培ってきた技術および生物資源を活用して実施します。

超小型細胞培養モジュールの外観

 

超小型細胞培養モジュールの内部

研究プロセスを次世代と共有する教育・研究プロジェクトへ展開

リバネスはこれまで、宇宙に10ヶ月保管した植物の種子が地球のものとどう変化するかを小中高生とともに調査を行った「宇宙教育プロジェクト」や、アジア最大級の中高生との研究プロジェクト「Tsnagu Research Project」など、宇宙・科学を題材とした次世代向け教育プロジェクトを数多く展開してきました。

微細藻類「ユーグレナ」を題材とする本プロジェクトは、地上でのロケット打ち上げや小型人工衛星開発、宇宙での結晶化実験といった従来の宇宙教育の範疇を遥かに超え、次世代が宇宙空間における実験を実際に遠隔操作で実施する本格研究プロセス全体に参画することを可能にする、世界でも稀に見る挑戦への取り組みです。

中高生を中心とした次世代が、宇宙実験の計画、実施、観察、解析、成果の活用に関心を持ち、研究者や企業とともに未知の領域に挑戦することを目指します。

プロジェクトの実現にあたっては、スペースノーム研究所が、宇宙空間での実施に必要となる宇宙バイオ実験装置の開発支援や、得られた研究成果の教材化・教育還元を担います。

この取り組みを通して、リバネスグループは、本取り組みを単なる宇宙実験にとどめず、研究プロセス全体を次世代と共有することで、研究者、企業、子どもたちが仲間としてともに挑むエコシステムの形成を目指します。

新たな宇宙事業創出に向けた共創パートナー企業を募集

本プロジェクトは、宇宙環境が生物に与える影響を明らかにする研究であると同時に、宇宙事業への参入を目指す企業にとって、自社の技術や製品を宇宙空間で実証する機会にもなります。また、次世代とともに研究・挑戦するプロセスは、参画企業にとって、未来世代に向けたブランディングや人材育成、研究開発テーマの創出にもつながります。

そのため、リバネスおよびスペースノーム研究所は、本事業承継を契機として、地球上の課題解決と人類の宇宙活動領域の拡張、さらに「もう1つの地球をデザインする」ことに共に挑むパートナー企業を募集します。

宇宙実験インフラの活用や、次世代を巻き込んだ新たな知識製造に関心のある企業の皆様は、ぜひお問い合わせください。

【関連リリース・参考リンク】
本プロジェクトの背景となるこれまでの取り組みについては、以下のリリースをご参照ください。

・リバネス100%子会社である株式会社NEST EdLABが株式会社スペースノーム研究所に社名変更。所長として新たに鈴木健吾、河嶋伊都子が就任(2026年3月9日)
https://lne.st/2026/03/09/spacenomelab/

・IDDK、高砂電気工業、ユーグレナが共同で宇宙空間向けの超小型細胞培養モジュールを開発(2023年8月30日)
https://elevation-space.com/posts/91MRmLXG

・宇宙利用を中堅・中小企業へ——スペースノーム研究所、全国知識製造業会議2026でピッチ・展示を通じ共創を加速(2026年4月4日)
https://spacenome.jp/2026/03/30/kmc2026/

 

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社リバネス 担当:製造開発事業部 藤田
TEL:03-5227-4198
E-mail:[email protected]
Web:https://lne.st