磁石をテーマにいろいろな実験をしよう【新宿区教員研修】
【概要】
日時:2012年7月26日(木) 14時半〜16時半
場所:西早稲田中学校
テーマ:磁石
内容:小学校3年生から6年生まで、広く学習範囲となる磁石、電磁石についてもの作りを取り入れた形での 教員研修を行いました。
対象:新宿区内の小学校教員
参加者:16名
主催:株式会社リバネス
理科の中でも、視覚化のしにくいテーマ、「磁石」を使った工作、実験を行いました。
もの作りをしながら、磁石についての知識を深めました。
講義では、磁力とは何なのか、磁石にも様々な種類があることを学びながら実験していきました。
まずは、磁石のくっつく力を学ぶ、ガウス加速器で実験を行いました。
磁石の間に鉄球が1個入ったとき、3個入ったときでは変化があるのか。
次に、モーターの原理を理解するために、手回し発電機やモーターを分解しました。
(今回は分解用の教材を使用しています。市販の手回し発電機やモーターの分解は危険です。)
他にも、磁性を持たせる着磁、磁性を失わせる脱磁を行う実験の実演を行いました。
アルミ棒は磁性を持たせることができないことに驚きの声も上がりました。
そして、最後は、電磁誘導を学ぶ教材を作成しました。
これは、磁石を並べた上にアルミ棒でレールを作り、電気を流すことで、レールの上にのせたアルミ棒が移動します。
短い時間のなかで、多くの実験、実演があり、先生方には大変満足頂けたようです。
★授業の取り入れの際の不安部分や授業での展開方法
- 発展させる場合、学年の学習内容をどこまで発展させるか。3.4.5年とそれぞれあるので
- 磁石では特にない(来てやってほしい)
- ネオジム磁石を子どもたちに与えてあげたい
- 磁石の学習の導入時、物作りの紹介
- 図工で工作として行っても良いと思えた
- 実験がうまくいかなかったときにその理由を説明すること
- 身近には、磁石を使ったものがあふれていることを考えたり、実際に磁石を使ったおもちゃ作りは興味を持って取り組めると思う
- 「磁力とは何か」という根本的な説明が児童にとって難しい
- 教科書で学ばなければいけない事項とどう合わせるか
- くっつけて遊ぶ、という活動を通して感覚を体にしみこませたいです。
★今回、ご参加頂いた先生方の所属
参加校 | 担当学年 |
新宿区立牛込仲之小学校 | 4 |
新宿区立落合第二小学校 | 6 |
新宿区立落合第四小学校 | 5 |
新宿区立柏木小学校 | 4 |
新宿区立柏木小学校 | 特別支援学級 |
新宿区立柏木小学校 | 6 |
新宿区立柏木小学校 | 2 |
新宿区立津久戸小学校 | 3 |
新宿区立戸塚第一小学校 | 3 |
新宿区立戸塚第一小学校 | 4 |
新宿区立戸塚第一小学校 | 5 |
新宿区立花園小学校 | 3 |
新宿区立四谷第六小学校 | 4 |
新宿区立余丁町小学校 | 少人数 |
新宿区立淀橋第四小学校 | 6 |
早稲田小学校 | 4 |