自らの発想で、 世界を変えていく。
FUJITSU Solution Workshop
この10年で世の中は驚くほど便利になった。
しかし、周りを少し見渡せば「この
問題を何とかしてほしい」という”想い”が無数に存在する。
ありとあらゆる想いを実現し、よりよい未来を創るICTソリューションビジネス。
その醍醐味を1人でも多くの若者に体感してほしい。
課題解決力を発揮せよ
「お客様が目指す姿と現状のギャップを考えないと…」。
会場に集った100名の学生が議論を重ねる。
富士通が2013年1月から2月にかけて開催した「FUJITSUSolution Workshop」の1 コマだ。
参加者は4人1組のチームになり、お客様が抱える本質的な課題を見つけ出し、
その解決策(ソリューション)を導き出す。
自らの知識と発想を元に、世界を変えていくことができるというICTソリューションビジネスの醍醐味を
体感することになる。
参加者にとっては難易度の高いこの体験を、富士通はゲームを通して実現した。
ゲームがもたらす企業理解
学生にとって、企業研究は重要だ。
仕事内容や働き方、業界内での強みやポジション、そして企業理念。
自分が就職するかもしれない企業について、知るべきことは少なくない。
その一方、会社説明会やインターンシップなど、企業について深く知る機会は限られている。
そのため、参加者である学生が効果的にその企業を理解する機会として、ゲーミフィケーションを利用した
ワークショップが注目されている。
ゲームの枠組みを利用することで、その企業のビジネスモデルや仕事内容を、わかりやすく伝えることができる。
たとえば、爆発的に増え続ける多種大量のデータの組み合わせを活用することで、
社会が抱える難問を解決するような最新の取り組み。
ゲームの設定を変えることで行えるシュミレーションは、多種多様だ。
営業とSEの醍醐味を体験
企業理解とともに、参加者は社員の役割を体感できる。チームのうち2人が「営業」、そして他の2人が
「SE」の役割を担い、それぞれが異なる情報にアクセスできる権限を持つ。
ゲームを通して、営業役の参加者は企業の窓口として、お客様を深く理解するという実際のビジネス
での営業の醍醐味を体験できる。
また、SE役の参加者はデータや技術の組み合わせを元にソリューションを実際に形にするという
醍醐味を体験できる。
役割毎にアクセスできる情報をチームの中で共有することも求められ、営業とSEがアイデアを
交換しながら、ソリューションを創り上げるチームでの働き方をも体験することができるのだ。
ゼロから価値あるソリューションを創ることは非常に困難だ。
そのため、ゲームを通して、参加者のアイデアを刺激するヒントが与えられる。
たとえば、顧客との打ち合わせ情報、取得することができるデータ、データに付加価値をつけるため
に駆使することができるICT技術など、カードやシートの形で与えられたアイテムをフル活用すること
で、各チームでアイデアを創造していく。
このような仕掛けは、ゲームが得意とするところだ。
また、それらを組み合わせるだけでなく、自らの発想を自由に加えることでチーム毎に特色のある
ソリューションになる。
ライバルチームのプレゼンテーションを聞いて、全く違うソリューションが出てくることに驚いた
参加者がいるほどだった。
世の中を変えるという意志
ゲームの本質は最終的なチームの順位ではない。
ソリューションを生み出す過程を体験し、知恵とアイデアと技術を組み合わせて、
世の中を変えていくICTの可能性に気付くという参加者自身の学びをクリエイトすることだ。
決まった顧客の課題を解決するだけでなく、高齢化のような社会課題をICTシステムで解決するという
難問も用意されている。
ゲームを通して、社会課題を解決するためのソリューションを参加者が創り出すことで、自らの発想で
世の中を変えることができると実感する。
携帯電話、インターネット、自動改札や、電子マネー、流通システム、医療や農業の現場でも、
私たちがより暮らしやすく、そして豊かになる仕組みを実現するICTソリューション。
これからの発展に向けて、まだ解決されていないあらゆる夢や課題がフィールドになる。
夢をかたちにするこれからのICTを一緒に創り出せる人材を、富士通は求めている。