【教員研修】農学における食品味覚研究の現状(東京大学)

【教員研修】農学における食品味覚研究の現状(東京大学)

東京大学にて6/2(日)、教員向け研修会「農学における食品味覚研究の現状」が開催されました。49名の理科教育に熱い思いを抱く高校教員が、東大農学部、三坂巧准教授の「味覚の科学」に耳を傾けました。また、レモン、無糖ヨーグルト、スポーツドリンクなどが砂糖をまぶしたように甘くなる、「ミラクリン」体験を楽しみました。

味覚の科学は、身近な食品や、自ら体験できる「味」に関するものなので、高校生にはうってつけの題材です。三坂先生は日本の若い世代へ科学技術の楽しさ・面白さを伝えるために、ご自分の専門分野を語る活動を3年前より続けています。

今回も、味覚研究の最前線、食品科学研究、農学などの幅広く興味深い話題が語られました。ゼロカロリー飲料、人工甘味料の歴史、いろいろな生物の味覚などに関して、参加者の先生方から活発な質問が挙がりました。

さらに今回の教員研修では、「農学部とはどんなところ?」といったキャリア教育に役立つ話、新学習指導要領に対応した高校生物の時間に活用できるトピックスの紹介、東大農学部の施設見学なども行われました。

今後もリバネスでは無料教員研修を行っていく予定です。

ご興味をおもちの先生はぜひ[email protected]までご連絡ください!