2018.09.25 Tue

第5回バイオテックグランプリ速報！ファイナリスト受賞結果発表

2018年9月22日（土）第5回バイオテックグランプリを開催し、最優秀賞と10の企業賞の受賞チームを決定いたしました！
バイオテックグランプリでは、テックプランター 2018に応募いただいた157チームの中から選ばれたファイナリスト12チームが、熱いプレゼンテーションを繰り広げました。

そして、栄えある最優秀賞に輝いたチームは、「セラノスファーマ」です。テーマは「世界初のバブル製剤DDSを用いた低侵襲超音波セラノスティクス（診断×治療）の実現」です。医療現場において、ガンや脳疾患の治療では、薬が疾患部位にまで十分に届かないことが大きな課題です。この課題を解決するため、チーム代表である丸山氏は、世界で初めて治療用マイクロバブル製剤を開発しました。バブルと超音波を用いて、患部周辺の血管壁を開口させ、患部特異的に薬剤を送達するDDSを構築しています。現在、帝京大学発ベンチャーとして設立準備を進めています。

最優秀賞チーム「セラノスファーマ」と審査員の皆さま

企業賞一覧

チーム	テーマ名	受賞
KAICO株式会社	九州大学カイコによる医薬品・診断薬・試薬の開発	–
BeCellBar	人体のバリアフリープランニング	JT賞
ナノブリッジ合同会社	薬剤封入脂肪幹細胞由来成分を含有する皮膚再生用外用薬の開発	–
バイオチューブ株式会社	成長する心臓弁で子供を救う	新日鉄住金エンジニアリング賞
株式会社スキノス	日本発の手掌発汗計測技術で、精神的ストレスの要因を探る！	–
株式会社フルステム	次世代型自動大量培養装置による再生医療の産業革命	三井化学賞
株式会社ライトニックス	生体適合の生分解性樹脂を使用した医療機器	ロート賞・DNP賞
Vision High	老化から目を守る点眼剤の開発	–
セラノスファーマ	世界初のバブル製剤DDSを用いた低侵襲超音波セラノスティクス（診断×治療）の実現	最優秀賞・サントリー賞
ハーテック LAB.	乳幼児や言語障害者の「ココロ」と「カラダ」を毛髪情報からケアするサービスの事業化	竹中工務店賞・日本ユニシス賞
感性工学・チームモノヅクリラボ	感性工学によるモノ作りプロセス導入	川崎重工業賞
酵素資源探索プロジェクト	微生物の酵素活性を「見える化」して酵素を取得する	オムロン賞