小学生による研究成果がアメリカ学術論文に掲載されました

小学生による研究成果がアメリカ学術論文に掲載されました

 株式会社リバネスは、2011年より小学生向けのスクール事業を展開し、子どもたちが身の回りから不思議を発見し、講師とともに未知を解き明かす研究活動を行ってきました。(2017年より、リバネススクールは、「NEST LAB.」へブランドを変更して、現在に至ります。)

 特に、バイオ分野においては、2013年より「小学生のための生命科学研究所 バイオディスカバリーラボ」を設立し、講師も答えを知らない研究テーマを通じて、子どもたちと共に仮説をたて、実験、考察しながら研究を行い、100名以上の子どもたちが卒業していきました。

 バイオディスカバリーラボでは2014年より、当時在籍していた小学生たちと共に「有馬温泉から好熱菌を探し出せ!」をテーマに研究を続け、4年に渡りその研究成果を極限環境生物学会にて発表をして参りました*。

極限環境生物学会での発表の様子   

 この度、バイオディスカバリーラボの講師を行っていた株式会社リバネスの上野裕子博士と、産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門 合成生物工学研究グループ兼東京大学大学院 新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻の宮崎 健太郎氏によって、本研究の成果がアメリカ微生物学会(American Society for Microbiology)の学術誌「Microbiology Resource Announcements」に掲載されました。

論文タイトルは以下の通りです
Complete Genome Sequences of Four Halophilic Thermus thermophilus Strains Isolated from Arima Hot Spring in Japan

論文のダウンロードはこちらから

 本論文を通じて、有馬温泉で採取された温泉水から子どもたちと単離した好熱菌:AK1株を含む4種類の好熱菌のゲノムの配列が同定されました。

本論文には、謝辞として本研究に参加した当時の受講生:遠藤祥子さん、中島悠翔さん、幕内健仁さん、松本暁樹さん、阿部琥珀さん、宇山心海さん、三村風音さん、余吾佐保代さんの8名も掲載されました。

<担当講師 上野裕子のコメント>
研究を初めてから足掛け6年。時間はかかってしまいましたが、「世界初の研究をやろう」と一緒に頑張っていた研究が、本当に世界初だと認められ、論文になることができました。研究者として最高の瞬間だと思います。自分の名前が入った論文を、今後の人生の糧にしてもらえると嬉しいです。

 

* 極限環境生物学会での受賞履歴
2015年 極限環境生物学会にて最年少ポスター賞特別奨励賞受賞
2016年 極限環境生物学会にて3つの研究テーマがポスター賞特別奨励賞受賞

2022年度は、中高生の才能発掘研究所「NEST LAB.」として、上記の実績を残すような、好きを究めて知を生み出す子どもたちの育成の場を提供してまいります。現在、2022年度の受講生を募集しておりますので、ぜひ下記のページをご覧ください。

【本件に対するお問い合わせ先】

株式会社リバネス 上野・藤田
Tel: 03-5227-4198 Email:[email protected]