【終了しました】【2011/9/11~24】 博士が街にやってきた~アグロイノベーションin肝付 実施報告~
本イベントは終了しました。
2011年9月11日~24日にかけて、鹿児島県肝付町にて、農学系博士人材2名が、
「自らの専門を活かした地域活性化」をテーマに、リサーチとプレゼンテーションの研修を行いました。
肝付町は人口約1万7千人、
内之浦宇宙観測所があり、はやぶさがここから打ち上げられたことで有名です。
http://kimotsuki-town.jp/1.htm
1日目
■肝付町役場にて永野町長、坂本副町長との面会
博士人材に対する期待と激励の言葉をいただきました。
■企画調整課課長・農業振興課担当者からの肝付町紹介
肝付町内視察の事前情報収集を行いました。
■高山堆肥センター・前村農園の見学
肝付町の家畜の糞尿から堆肥を作成する堆肥センター、
様々な果樹を組み合わせながら経営を行う前村農園を見学しました。
■新規就農者研修ハウス見学
Iターンして就農を行う研修の現場を訪ね、
新規就農者にお話を伺いました。
2日目
■プレゼンテーション
永野町長、坂本副町長、教育長等、肝付の方々へのプレゼンテーションを行いました。
<発表アイディア>
メタン発酵循環系をつくろう。
堆肥施設をさらに有効活用するために、
メタン発酵の研究者と協力して、肝付町にメタン発酵で
エネルギーを得られる淳関係をつくることを提案しました。
農業公社を活用しよう。
「新規就農者の育成支援」「農地の流動化」を実現するしくみとして農業公社の立ち上げを
提案しました。
3日目
■教育活動
肝付町は「はやぶさ」の町。
日本の航空宇宙産業のさきがけである「肝付町」で、
宇宙の魅力を体験できるイベントを開催しました。
3日目は映画「はやぶさ」の試写会とモデルロケットの打ち上げ教室をお手伝いしました。
<参加者の声>
①農業政策における現実の課題がわかった
②研究テーマの解の候補が判明した
③町との人脈ができた
④肝付町の農業振興、産業創出の実務に実際に関与したい。