甘みを感じる仕組みは一つしかないのに!東京大学

甘みを感じる仕組みは一つしかないのに!東京大学

甘いものは好きですか?

一口に甘みと言っても、多種多様です。私自身は甘いモノは苦手なのですが、それでも甘さにも色々あるなということは分かる程度には多様です。

しかし、人間には甘みを感じる仕組みが一つしか存在しないのです。その名をヒト甘味受容体と言うのですが、この一種類しか存在しない受容体-感じる仕組みですね-で多種多様な甘みを感じ分けているのは何故なのかということがわかっていませんでした。

今回の研究で、財団法人サントリー生物有機科学研究所、東京大学、新潟薬科大学が突き止めたのは何かというと、一つの受容体が、複数の物質を受け止める仕組みがわかったという物。

 

最後の結果が凄い

低分子甘味物質がどのようにして甘味受容体に認識されるかを明らかにした今回の研究成果は、新規人工甘味料の開発のみならず、糖尿病治療薬のデザインといった方面にも有効に活用されることが期待され、“味覚と健康”という新しい領域が拓かれつつある。

味覚と健康という新しい領域。これは新しいですね!!

私自身は、人間はそろそろ人体の使い方についてもっと詳しくなるべきだと思っているタイプなのですが、こういうのは人体の不思議に迫る研究で非常に気になってしまうのです。