世界で一番高い天文台が捉えた画像が凄い

世界で一番高い天文台が捉えた画像が凄い

東京大学が南米チリで進めているプロジェクト。東京大学アタカマ天文台(TAO)計画が新しい画像を発表しました!

TAO 計画とは、世界最高水準の口径6.5m の赤外線望遠鏡を南米チリ共和国北部アタカマ砂漠のチャナントール山頂に建設し、ダークエネルギー、銀河・惑星系の起源の謎などの天文学の最新トピックスの解明のために集中的に観測を推進することを目指すもので、 東京大学大学院理学系研究科天文学教育研究センター (天文センター) が、同天文学専攻及び多くの大学、国立天文台などからの支持・協力を基に進めているプロジェクトです。

今回観測を行った標高5,640mの東京大学アタカマ天文台(左)と、近赤外線カメラANIRを搭載したminiTAO望遠鏡(右)

今回観測を行った標高5,640mの東京大学アタカマ天文台(左)と、近赤外線カメラANIRを搭載したminiTAO望遠鏡(右)

ぜひご覧ください!!こちらです。

取得した全銀河の画像。1.65μmを青, 2.1μmを緑, Paα輝線を赤に割り当てた擬似3色合成図。

取得した全銀河の画像。1.65μmを青, 2.1μmを緑, Paα輝線を赤に割り当てた擬似3色合成図。

水素パッシェンα(Paα)輝線というものは、大気に吸収されてしまうらしく、標高が高くないと捉えられないとのこと。これによって、こんな違いがみえるようになります。

星形成銀河VV254の水素Paα輝線画像(左)と、同じ領域を水素Hαで撮影したもの(右:Howard Bushouse (米国 宇宙望遠鏡科学研究所)提供)。星間塵がなければ同じに見えるはずですが、Paα画像にはHα画像で見えていない銀河中心で明るく輝く星形成領域があることから、大量の塵があってこの星形成領域が隠されていることがわかります。

星形成銀河VV254の水素Paα輝線画像(左)と、同じ領域を水素Hαで撮影したもの(右:Howard Bushouse (米国 宇宙望遠鏡科学研究所)提供)。星間塵がなければ同じに見えるはずですが、Paα画像にはHα画像で見えていない銀河中心で明るく輝く星形成領域があることから、大量の塵があってこの星形成領域が隠されていることがわかります。

都心で星が見えないのと同じく、標高が低いと見えないものというものがあるんですね。面白い発見です!

 

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TAO 計画とは、世界最高水準の口径6.5m の赤外線望遠鏡を南米チリ共和国北部アタカマ砂漠のチャナントール山頂に建設し、ダークエネルギー、銀河・惑星系の起源の謎などの天文学の最新トピックスの解明のた …