動物が毛皮を乾燥させる時の仕組みを科学してみると

動物が毛皮を乾燥させる時の仕組みを科学してみると

出展:nature video

 動物が水浴びをした時に、水を脱水する仕草あるじゃないですか。

シロクマウォータースプラッシュ@ズーラシア

シロクマウォータースプラッシュ@ズーラシア(撮影@geeorgey)

あれを、スローモーションカメラで撮影して分析してみると、面白いことがわかるというものです。

毛皮に覆われた哺乳類は、同じような方法で乾燥を試みます。じゃあ、それって細かく分析してみるとなにか違いがあるのでしょうか。

ジョージア工科大学のDavid Huと彼の同僚は、動物園の助けを借りて、マウス、犬、トラ、熊などについて調べました。

寒い日には、乾燥にかかる時間が短くなるように頑張るみたいです。

そして、面白いのは、マウスのような小さい動物は、表面張力に勝つ為に、大きな動物よりも、より早く体を震わせなければならないというもの。

こうやって動物の乾燥の仕組みを調べるということは、効率良く濡れたものを乾燥する方法を開発するのに役立つとのこと。このように生物の仕組みを応用する事はバイオミメティクスと呼ばれています。