未来だなこれ…AR Droneを脳波で動かすと何が出来るか
Ar.Droneをご存知だろうか。
こんな感じの4つのプロペラがついた、おもちゃだ。iPhoneで動かせるのが面白いというので話題になったのを覚えている人も少なくないだろう。
中国にある浙江大学が発表したFlying Buddy2 Systemは、脳波を読み取り、このAr.Droneを動かす。
機能はこうだ
- 左と、ハードに考えるってどういう感じだかわからないが、感覚的にわかるんだろうきっと→離陸・着陸
- 左と、軽く考える→旋回
- 右と思い浮かべる→前進
- プッシュ→上昇
- 歯を食いしばる→下降
- まばたきをする→写真を撮る
脳波検知用のアダプタはこんな形になっている
これはどうやらハンディキャップのある人向けのサポートとして使えるだろうということのようだ。
ちょっとしたゲームを行なってみたら、コントローラー使うよりも優秀だったよという事もでてくるがそれよりも凄いと思ったのはこれだ。
例えば、木の上にある何かが気になった時に、自分は動けない。このAr.Droneをコントロールして、カメラを目的地まで持っていくのだ。
この動画では、ノートPCに写っている画面を見るというのが認識の方法だが、ヘッドマウントディスプレイをつけて、そこに投影されれば、かなり自分の視野が拡張されることになる。
Ar.Droneが小型化され、ヘッドマウントディスプレイと映像処理コンピュータが違和感なく装着できるようになれば、もはや自分のいる位置など余り関係がないのかもしれない。
これは、未来だ。