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コーヒーの香りの秘密 古賀良彦

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最近よく耳にする話題の「キーワード」。それに関する疑問に、研究者が答えます。

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杏林大学 古賀良彦さん
杏林大学 古賀良彦さん

喜び、悲しみ、怒り、恐れなど、身体的・生理的な変化を伴う「感情の動き」の大部分は、脳によってつくられています。
「リラックスしている」という心の状態も同様ですね。
ただ、においが脳に影響を及ぼすということを客観的に示すのはなかなか難しい。
たとえば、僕が「今、リラックスしていますか」と聞いて、あなたが「はい」と答えてくれたとしても、それが本当なのかは僕にはわかりません。

そこで「脳波測定」を行いました。
リラックスしている状態だと、後頭部に「α波」が多く出現します。
20代の女性10人に、5分間隔で6種類のコーヒーの香りをかいでもらい、その間、電極を頭に貼ってもらって脳波を調べるという実験をしました。

その結果、グァテマラとブルーマウンテンで、α波が最も多く検出されました
一方、マンデリンやハワイ・コナは、α波はあまり検出されなかったのですが、集中力が高まっていることを示す「P300」という脳波の変化が見られたのです。

豆の種類によって、脳に与える影響が違うことがわかりました

コーヒーの中には800を超える種類の成分が含まれており、それらの組み合わせで香りは大きく変わります。豆の種類ごとに、成分の含まれ方が微妙に違うのでしょうね。
じつは、僕自身はコーヒーが苦手。同僚が淹れたコーヒーの 香りを楽しんでいます。(杏林大学 古賀良彦さん)

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