someone賞2012 受賞者発表!

someone賞2012 受賞者発表!

2012年夏号にて、someone編集部では20号発刊を記念して、みなさんからの科学研究レポートを募集しました。優勝者には「someone賞」を授与。課題に取り組むことで読むだけでは伝わらない、自ら研究する楽しさを味わってほしい、という想いから設立された賞です。

応募多数の中、ついにsomeone賞の受賞者が決まりました。

someone賞 大賞! 萬谷(まんたに)和樹さん 西大和学園 中学1年生

 2013-02-13 08.00.19選択課題:霧箱で目に見えないものを見よう!

・実験1・・・目に見えない放射線を見る道具、霧箱を実際につくり、放射線の可視化を行いました。

・実験2・・・種々の物質のガンマ線遮へい効果について、放射線測定装置を使って、放射線源からの距離と線量の関係について調べました。
また、レンガやコンクリート、アルミ板など、様々な物質の遮へい効果を測定しました。結果、放射線量が放射線源からの距離の二乗に反比例していることを示しました。さらに、物質の密度と放射線量の関係を導きました。

結果、放射線量が放射線源からの距離の二錠に反比例していることを示しました。さらに、物質の密度と放射線量の関係を導きました。

‐受賞者のコメント‐

僕は小学6年生のとき、原発自己が置き、放射線という目に見えない物質に恐怖を覚えると同時に見えない物質という存在に興味をもちました。

僕はまだ、将来の夢がはっきりと決まっていませんんが、今回の実験で放射線に関する興味がさらに高まったので、科学者というのもひとつの道だと思いました。

‐受賞理由‐

「放射線から身を守るためにはどうすればいいのか?」という自分の興味に基づき、実験をさらに深めてくれました。うまくいかなかったときも自分なりの考察を加えていたこと、文献に基づいて仮説を縦、検証ができていたこと、それを簡潔にわかりやすく文章として表現できていることが高評価でした。

‐先生からひとこと‐

課題研究のおもしろさは未知の内容を実験を通して解明していくところだと思います。今回の受賞で科学の楽しさ、おくぶかさを感じて日々の勉強に取り組んでくれると嬉しいです。受賞おめでとう。