「研究ベーシックインカム導入」がイノベーションを起こす
2013年10月19日に行われたニッポンの研究力を考えるシンポジウムの中で行われた鈴鹿医療科学大学 学長 豊田長康先生と、熊本大学 学長 谷功先生のプレゼンのテーマは「国際競争に勝つために、今こそ地方大学の研究力を高めよ!
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この中で言及されている日本の論文数の減少傾向については、同豊田先生の昨年のブログ「あまりにも異常な日本の論文数のカーブ」で大きな反響があったのを覚えている。
日本の人口減少によるGDPの減少を、イノベーションで支えていくのだという論を見かけることがあるのだが、イノベーションを起こすための種の撒き方が上手くないよねという指摘である。
データから見るに、高注目度の論文は、500万円以下の少額の研究費を多数に配ったほうが数が稼げるらしい。それを元にして、研究ベーシックインカムというアイデアが出ているが、本当なのであればそれによって影響力を幾ばくか取り戻せる可能性もあるのかもしれない。
現在ポストについている人も、ついていない人も。日本の研究者の未来を見据えるために頭に入れていおいたほうが良い情報です。
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