二つの意味をもつ英単語 "tea"って知ってる?

二つの意味をもつ英単語 "tea"って知ってる?

私は、どちらかというと思い込みの激しい性格だ。小学校の時などは、算数の長文読解問題などは、一度読んで分かったつもりになり思い違いをしたまま解こうとして間違えるということを繰り返してきた。アメリカらオーストラリアへ行った時にも英語を知っているつもりになり間違いを起こしたことがある。

アメリカで4年間過ごした私は、『英語圏の文化を理解した』という大きな勘違いをしていた。オーストラリア人は、英語を話すけれども文化や思考が違うかもしれないという『当たり前』の事実を見過ごしていたのだ。そして、言葉の使い方が違うことにも気が付いていなかった。オーストラリア人は、どちらかというとイギリス系の話し方をする。その時に同じ英語を話しているけれども、違いがあることに気が付くべきだった。

ある日、指導教官から “Kihoko, would you like to join us for tea tomorrow?”というメールを貰った。オーストラリアでは、朝の10時と午後15時くらいにmorning teaとafternoon teaの時間があるので、朝のteaかなと思って学部のコモンルーム(共同のお茶室)で指導教官を待っていたが現れない。そっか、夕方のお茶の時間だったのかなと思いながら確認をするために先生の部屋へ行ってみた。そうすると、『なんか用事?』と聞かれえた。「昨日のメールにteaで会おうと先生が誘ってくれたので待っていたんですけど、夕方のteaでしたか?」と聞くと先生の顔には???が。

1分ぐらい沈黙があった後、先生が一言。“Kihoko, very sorry, I thought you understand our saying. When we say tea, it means dinner.” えぇ~、そんな表現聞いたことないよと目からうろこでした。同じ英語を使っている人達がこんなにも違う使い方をするんだと気が付いた瞬間です。また、アメリカにいた時はあまり使ったことなかったHelloですが、オーストラリアでは頻繁に使う。その代り、HiやWhat’s up?という表現をほとんど使わなくなった。最初は、抵抗があったが住んでいるうちにHelloが自然と口をついて出てくるようになった。

考えてみれば当たり前だ、日本だってそれぞれの地域で特有な言い回しや方言がある。英語でも同じことがあってもおかしくない。しかし、つい同じ言語を話す人たちをグループ化して理解しようとしてしまう。固定観念で物事を捉えてしまうと間違った結論を導いてしまう、なるべくそういった間違いをおこさないように気を付けていきたい。