やばいTED TALK: Organs-On-A-Chip からだをチップで再構成

やばいTED TALK: Organs-On-A-Chip からだをチップで再構成

やべえ、これ完全に未来。

What if we could test drugs without animal models? 

創薬とかバイオ系の研究では、細胞を使って研究をすることがまだまだ多いです。
その系では(当然のように)有機的に繋がっている身体での影響を正確に再現することが出来ません。
かといって、人体実験はできないので、そのためにマウスさんとか使って研究をします。
でも、マウスで研究をしても、ぶっちゃけ人間とは違うじゃんとなるわけですね。

だから創薬研究は時間がかかる。
物質を探索して、マウスとか動物実験をして、やっとこさ臨床試験。
しかも動物実験自体お金がかなりかかる。

そんな悩みを解決出来るテクノロジーがこちら↓ (今のとこ英語only)

ハーバード大のWyss Instituteの技術ですね。
肺や腸や心臓やさまざまな器官を模したチップを使って研究すればいいじゃないと。
チップ内には細胞の層を作り、外部から空気が送られ、血流が送られ、そんでもって細胞層自体をひっぱったりして様々な状況を簡便につくり出せます。
チップ同士を回路のように繋ぐことで、個体を模したシステムも作れるじゃないと。
有機的なからだの繋がりを、ヒト細胞をつかって(シンプルな形ではあるけれども)再現出来る。

この技術を使えば、創薬研究のタイムスパンは短くなり、さらに資金的にも低く抑えることができるだろうとのことです。
気分あがるわ!