すげーリアルな研究留学ブログをみつけた件

すげーリアルな研究留学ブログをみつけた件

すげーリアル、なにこのリアルさ!

 

 

アメリカポスドクの歩き方

というblogです。
これ留学している人的には有名なんですかね?
情報持っているかた、教えてプリーズ。

過去のエントリも含め、ざざっと読んでしまいました。
US中西部にいらっしゃる方のようで、僕の留学先に近い状況にいるようです。
だから凄いリアルに感じたのかもしれません。

留学検討している人は一読おススメします。

興味深いエントリ多し。

 

例えば「想像を超えるすごさ」ってエントリ

3月くらいに僕がグラントにアプライしようとしてそれでもいいアイデアがでなくてボスに相談したことが有る。
そのとき、突拍子もないアイデアを言われてそれはちょっと難しいんじゃないかなぁと伝えた。
しかし、本人はえらく気に入って、このアイデアお前が使わないなら使っていいか?ときいてきた。使うもなにもあなたが思いついたことじゃないですかって思いながら、もちろんと伝えておいた。
そしたら、今回のグラントはそのときの雑談がもとになってたのだ。
しかし、内容は雑談レベルじゃない完成度だった。なにより、共同研究者がたくさんいる。
あれから、すぐにそのアイデアにフィットする分野の人とコンタクトをとったのだろう、僕には聞いたこと無いような人々だった。微生物学者とか地質学者とか。僕らは植物系だけど植物系の人はゼロだった。
そして、途方も無いアイデアには磨きがかかってた。そんなこと可能なの?でも出来たらすごい。。というような。

臨場感あるなー。
こういうのって研究者同士のインタラクションっぽくて、読んでてドキドキする。
現場にいないとこういう話ってできない。

 

 

研究室選びのエントリに禿同

「研究室選び」のエントリ、大学生向けに書いているみたいだけど、僕は大学院生にも当てはめていいと思う。

学部生の場合、自分の研究スタイルなんてわかるわけがない。だったら、どうやって知るか?
それが人柄だ。
教授の人柄に惚れ込んでいるなら、教授の研究スタイルも違和感なくすっとはいりこめる。
そして、そのラボの他の人々もなんだかんだいって教授のスタイルに近いから、他のメンバーともやりやすい。
さらに、研究テーマも自分の興味とフィットしやすいし、アプローチも納得いくものになるだろう。
たとえ、そのテーマがガンやiPSとかけ離れたものであっても。
その後のテーマのふくらませかたとか、実験手法の発展法とか、そういうのは、あなた自身の能力による。

さらに

ひょっとすると、研究室選ぶことを迷ってる時点でそのさき厳しいのかなぁ。
アホみたいに「俺あの先生好きだからあそこにした、なにやってっかしんねーけど」なんてほうが、楽観的で研究者向きなのかもしれない。

これほんとに禿同。
そんなアホなと思っている若者たちよ、ほんとにほんとだ。

P.S. 分野とか戦略的に選べるなら選べるに越したことないけど、大学院卒業する5年後なんて新しい分野ができてるぜ、きっと。