大阪で面白い実験が始まろうとしている
既にお馴染みな感のある顔認識技術。
モバイル端末のロック解除に使われていたり、写真のタグ付け等に使われたりと、様々な場所で活用され始めているように思うが、その顔認識技術をもって壮大な実験が始まろうとしている。
通行人の顔、カメラで撮影し追跡 大阪駅ビルで実験へ
JR大阪駅の駅ビル「大阪ステーションシティ」(大阪市北区)で通行人の顔をカメラ約90台で撮影し、その特徴を登録して同一人物を自動的に追跡する実験が4月から始まる。顔認証技術の精度を確かめるのが狙いで、データは個人が識別できない処理をしたうえで、JR西日本に提供されるという。不特定多数の人を撮影しデータを収集する行為に、専門家はプライバシーへの懸念を示している。
狙いが顔認証技術の精度を確かめる事となっているのが「本当かよ…」感を醸しだしておりますが。
そして、こういう技術は当然防犯だったりに使われる事が想定される訳です。
警視庁は2011年から、あらかじめ登録している指名手配中の容疑者らの顔写真と、民間の防犯カメラの画像を自動的に照合するシステムを試験的に導入しているが、犯罪とは無関係な人の顔のデータを取得して保存・活用することはない。(藤森かもめ、白木琢歩)
もうやってるんですね。
ドラマ「24」にハマった私としては、カメラの画像から人物をガンガン割り出していくというのは、決してドラマ上だけの技術では無いと思っていた所です。日本の警察も頑張っております。
さて、肝心の行動データはかなりカオスな事になるのでしょう。それこそビッグデータな訳ですが、どんな事が導き出せるのか非常に気になります。
通行人の顔、カメラで撮影し追跡 大阪駅ビルで実験へ:朝日新聞デジタル