みんなが優秀で巨大な組織で生まれる不満とは

みんなが優秀で巨大な組織で生まれる不満とは

現在の弊社リバネスは、創業から次の6月で12年を迎え、組織の規模は50名程度になります。

スタートアップ当初からすれば大きくなって来たなと思っているのですが、この先を考えている中でこんなブログを見かけました。

googleの社員が告白するgoogleで働くと最悪なとこ【訳】

ざっくり言うと

  1. みんな優秀が故に傲慢さを持ち合わせている
  2. 組織が巨大すぎて個人でインパクトを与える事は難しい
  3. 中間管理職が平凡

1については企業文化の作り方がそうだったがゆえに仕方がないのかなという気がします。誰もが羨む高倍率のポストというものを自分は獲得出来たのだというのは大きな自信になるでしょう。ただ、周りにいる人も同じなので、一旦そこに入ってしまったらお互いのことを尊重したほうが面白いことが出来るはず。

みんな自分が他人よりも秀でてると思っている。だから話すのが友達じゃない限りある問題に関して議論するのがすごい難しい。客観的な議論はレアだ。なのでそれぞれが自分の領域を持ち、他人の意見に関心を示さない。それが神でない限り

縦横無尽な議論が展開されないという状況に陥っているとしたら、それはイノベーションの足かせになるだろうなと思うわけです。

2については、こうやって集められた人材が故に、自分の実力で組織をドライブ出来ないという事がストレスになるという事なのでしょう。独立してスタートアップしたいと思う人は少なからず発生しうるのかもしれません。ただ、このような巨大組織で優秀な人に囲まれた中で組織をドライブするほどのインパクトを与えることが出来ないという事であれば、独立してうまくいくのかというと微妙な感じもします。

3については、査定があるので仕方がないのかもしれません。Googleクラスになれば管理職的な仕事をシステム化してしまってみんなが現場であるみたいな事が出来そうですが、そうでないということは人の評価というものは難しいものなのでしょう。(実感はしています)

さて、これは企業の話ですが、アメリカのビッグラボの話についても情報を見つけました。

アメリカのビッグラボでの生活

ざっくり言うと

  1. ビッグラボのPI(つまり教授レベルの人)はシンプルな思考で動いているが、シンプルが故に若者には刺激にならない
  2. ビッグラボのPIは、優秀な人が集まるがゆえに自主性を尊重し、最大限自由にやらせた中から最高のものを抽出するプロ

恐らく初期のGoogleもこういう感じだったのでしょう。

トップが非常に優秀で、その下に優秀な部下がぶら下がっている。面白いものを見つけ出すのがうまく、それをサービス化してマネタイズが出来る。

Wikipediaによると現在のGoogleの従業員数は53000人前後のようです。例えばNASAの従業員数が17900人だそうですから、組織規模としてはその3倍。ビッグラボどころの話ではありませんね。

最初に戻って言うと、現在のGoogleの課題は中間管理職が平凡という部分が大きそうです。

彼らが、ビッグラボのPIの如き天才として活躍できる組織体制が出来ないと、こういった不満は組織が大きくなればなるほど増えていくでしょう。人材育成の仕組みづくりが急務ですね。